90年代中期ヴィジュアル系サウンド

この前、
部屋のちょっと細かなところまで
掃除をしたのですが、
とあるMDが出てきました。
見つけたと言うより、
もともとそこにしまってあった事は
知っていたので、
気付いて掘り出したと言った方が正確でしょうか。
そのMDは
今から14年前の
1998年に僕が
始めて打ち込み、演奏、歌
すべてを手がけた
いわゆる最初の「宅録作品」で、
リミックスバージョンも含めて
全12曲のいわばアルバムです。
音源作りのいろいろなことが
初めての試みで
いろいろ拙い部分も多々あるのですが、
楽曲自体のパワーは
もの凄くあります。
今朝、削除した「コバルト」や
鮎沢郁弥を名乗るようになってからの
楽曲にはない「力」がある事は
間違いなく保証します。
聴きたい人います?
今作っているアルバムが完成するのは
まだ先の話しだし、
それまでのお茶濁しというわけでもないですが、
聴きたい人がそれなりにいるなら
アップする方向で準備しようかと思っています。
あ、もちろん
ネット配信ですので
パソコンもしくはスマートフォンが
必要です。
「なう」の方でコメントを募集しますので、
聴きたい人は、
僕のつぶやきにコメントを下さい。
これまで僕と接した事の無い方も
この機会に是非、
興味があれば何かコメントを残して頂けると
嬉しいです。
まあ、反応が薄いようであれば
アップするのを止めて
自分の中だけで処理しますが・・・。
というわけで、
その1998年に僕が作った
アルバムの概要を最後に纏めておきます。
タイトル:
Psyconnection(1998年)
内容:
1995年までインディーズで
ヴィジュアル系のバンドをやっていた僕ですが、
そのバンドをやっていた頃の
僕個人の音楽の方向性の延長にあたり、
かつこれが到達点とも言える作品です。
その当時やっていたバンドでは
ミニアルバムとシングル(マキシ)を
リリースしましたが、
もし解散する事なく、
僕の音楽性が充分に
当時のバンドのメンバーだった人に
理解されていれば、
その次に出たであろうフルアルバムは
こうなったかもしれない、
そんな聴き方ができます。
また同時に、
そのバンドのギタリスト、IKUYAの
ソロアルバムという解釈もできるかもしれないし、
多分そちらの方が
事実上、正しい捉え方かも知れません。
なので、当時の僕のギタースタイルそのまま、
ヘヴィメタルなギターを弾いています。
この音源を作るにあたって
僕が唄う事となり、
僕自身、ギタリストから
ボーカリストへジョブチェンジをした
きっかけとなった
僕の音楽人生に於いて
重要な分岐点の作品でもあります。
95年までやっていたバンドで
表現しきれず未消化だった部分を
すべてこのアルバムで昇華させています。
この音源こそが、
1990年代後半当時の
ヴィジュアル系バンドの音楽に対する
僕の最終回答であり、
この作品をもって
ヴィジュアル系の音楽は
僕の中で完結しております。
ぶっちゃけて一言で言い表すなら
これが「Ti+Dee」の完全体、完結編、
そういう事です。
オリジナルメンバーは僕ひとりですが・・・。
良い点:
当時流行りかけていた
デジタルロックの手法を積極的に
取り入れています。
バンド時代のヘヴィメタなギターは
出過ぎず、引っ込み過ぎず
良いバランスに仕上がっています。
アルバム全体のパワーは
過去にバンドで出したCDのそれと比べて
比べ物にならないくらいに強いです。
悪い点:
とにかく、楽曲が自分のエゴという
手垢でまみれて汚い・・・。
歌詞も今じゃ恥ずかしくて唄えないくらい
痛い内容・・・。
もともと不特定多数の人に
聴かせる事を想定していなかったため、
メロディやリフも
当時のヴィジュアル系にありがちな、
そう、例えば
○クスタ○シー系や
デ○ジャ○○ルー系のバンドの
メロディラインをそのままパクったような、
オリジナル性に欠けるもの。
要点:
あくまで90年代中頃の
ヴィジュアル系って
こういう感じだったよね~、と
懐かしみながら聴くものであり、
今の時代の音楽を聴く感覚で
聴くものではありません。
以上の点を考慮して
聴きたい人は
「なう」にコメントください。
宜しくお願いいたします。
1週間くらいはコメント待ちますので。