The CHERRY BOMBZ – Sweet Pretending

The Cherry Bombzというのは
バンド、ハノイロックス解散後、
ソングライターであり上手(かみて)のギタリストである
アンディ・マッコイが
同バンドの下手(しもて)のギタリストである
ナスティ・スーサイドと共に、
そのほか80年代のロンドンパンクの
ムーブメントを築いた
パンクスの面々を集め、
そこに女性ボーカルを迎え入れて
結成されたバンドです。
僕自身、ブログでも何度か公言しているように、
ハノイロックスが僕の音楽性に与えた影響は
非常に大きいですが、
実のところ本当の意味で僕の音楽性を
決定付け、方向付けたのは
このThe Cherry Bombzだったりします。
僕の音楽的センスの原点は
ここに在ると言っても良いでしょう。
でもこのバンドは
2枚のシングルと
1枚のライブアルバムを出して、
1年ほどで解散してしまいます。
もっといろんな曲を聴きたかった。
アンディ・マッコイの創る曲も
スキルが上がって
ハノイの曲よりよく出来た曲ばかりです。
The Cherry Bombzでは
ハノイの解散直前に出来た曲も演奏されているので、
実質、アンディ・マッコイのキャリアは
一本の道で繋がっているのですよね
学生の頃はカセットテープで
暇さえあれば
The Cherry Bombzのライブアルバムを
むさぼるように聴いていました。
そのうちテープが擦り切れたのか
のびのびになってしまったのか、
音が著しく悪くなってしまうほどでした。
そんなThe Cherry Bombzの中で
一番好きなのがこの曲です。

さて、ここからは
久しぶりにチェリーボムズの曲を聴いて
思い出した
余談のどうでもいい話なのですが、
僕がこのバンドにうつつを抜かしていた頃、
お付き合いをしていた女の子がいました。
その子が言いました。
「誕生日のプレゼントあげるから、何がいい?」と。
それで僕は即答で
「チェリーボムズのCD!」と
答えたわけですが、
それから一週間か十日くらい経った頃でしょうか。
「チェリーボムズのCD、もう廃盤で売ってないんだってさ」
と彼女から聞かされた時、
非常に悲しい思いをしましたとさ・・・(笑)
そう僕の誕生日前、
時期にしてちょうど今頃の季節の話です。
結局その後、その彼女とは
しばらくしてお別れしてしまったものの、
どういういきさつで
そうなったのかは完全に忘れてしまいましたが、
僕のスカジャンを
彼女がクリーニングに出しといてあげると
言って持っていったまま
返してもらっていないのです。
返せよ・・・(笑)
といいつつ僕も、
これまた
どういういきさつで
僕の手元に渡ったのかは不明なのですが、
彼女が使っていた
髪の毛をとかすブラシを
何故か僕が持っていて、
数年、それ使ってました(笑)
別に特に何か感情があったからと言うのではなく、
そのブラシの
とき心地が凄く良かったので、
どこかで無くすまでずっと使ってました。
う~ん、今考えると
お互い若かったとは言え、
なんかいろいろ雑だな・・・(笑)
その彼女、今何してるんだろ。
まあ大抵恐らく、
結婚して子供もいるんだろうな。
変な邪心からではなく、
純粋に好奇心として
その後出会ったであろう
彼女の旦那の顔や
子供の顔を見てみたかったりします・・・。
まあ遠い昔の話ですがね。