Rosalia de Souza(ロザリア・デ・ソウザ)
2003年のアルバムです。
お昼に紹介した曲も収録されているアルバムで、
前の記事でも触れた
ニコラ・コンテがプロデュースをしている作品です。
彼女のアルバムは何枚も持っていますが、
やはり色眼鏡で見ずとも(と思いたい)
このアルバム「Garota Moderna」での
ニコラ・コンテのプロデュースワークは
際立っています。
どうしてもこういうサウンドは
ベタなラテンサウンドにいきがちですが、
そこをニコラ・コンテ流ジャズセンスで押さえ込んで
ラテンで失われがちな
クレバーさを織り込んでいるところは
特筆すべき点だと思います。
と同時に、やはりNu Jazzといわれるジャンルの
ラテンサウンドとの親和性の高さを
見事に証明し、立証させたこともまた
意義深いことだとも思えます。
というか、
スキーマ(スケマ)サウンドですよね、
要するに(笑)
コーダ部のオルガンソロが光る
「Adriana」