で、頭の良い人とは?

昨日、頭の良い人とと知能の高い人とは別物です、
という話をしました。

結果的に昨日は、
世間一般に俗に言われるところの
知能の高いだけの人はこうだから良くないみたいな
物言いになってしまいましたが、
では具体的に
頭の良い人とはどういう人なのか、
そこも触れておくべきと感じました。

まあ結論を簡単に言ってしまえば、
頭の良い人と言うのは
コミュニケーション能力に優れて、
問題解決能力に長け、
洞察力と認識力と想像力を駆使して
現状をより良いものへと工夫し、構築できる人。
ついでに欲を言えば、
というか実はこれが
もっとも根本的、絶対的条件なのですが、
あらゆる物事を「愛」に転化できる人。
そういう人を頭の良い人と言うのではないかと僕は思っています。

ちなみにここで言うところの
洞察力、認識力、想像力というものは
当然、自分以外の他者に対する感受性のことを指します。

さて、上記のような人、
現実にいるでしょうか?

そうそう
いないですよね、普通。

しかも、諸条件の基底に
「愛」という形而上的概念があるのかと
失笑する人もいるかも知れません。
失笑した人は、それこそ
この論法の筋道を構築できていないと言い切れます。
コミュニケーション能力、問題解決能力、
洞察力、認識力、想像力、
どれも「無関心」では働かない力ばかりです。

まあ、それはともかくとして
部分的素養、傾向として強く
持ち合わせている人はいても、
すべてを持っている人などいない筈です。

故に、人間というものは
所詮、馬鹿ばかりなのです。
自分は頭が良いなどと奢る心こそが
そもそも馬鹿の極みというところに
気づけるかどうかというところがポイントなのでしょうが、
そこを理解できない、
あるいは理解できたとしても
実社会では、それはただの理想論であり建前である、
そう考えて悪い意味で達観、
それはなかば諦念を伴う達観をしてしまうのが
人の蒙昧たる悲しさなのだと思います。

かく言う僕だって、
たくさんの人と楽しく仲良く過ごすのが苦手で
友達がいない(笑)となれば、
ご多分に漏れず馬鹿の一員です。

けれど、すべてを持ち合わせるのは
難しいかもしれないでしょうが、
頭の良い人の要素の一つ一つをとってみれば
どれも難しい事など全く要求していません。

その気になれば誰だって、
それが習慣となれば
難しい計算式が解けなくても、
複雑な文献を理解できなくても、
誰でも頭の良い人になれるのだと思います。


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