幸福と不幸

幸福と不幸。
人は幸福を望み、
不幸から目を逸らします。
そうありたいとか、
そうありたくないとか。
しかし、そうした
幸福にしろ不幸にしろ、
それはあくまで
自身の心の在り方、状態のことであって、
決して幸福な事象や
不幸な事象など無いのです。
大好きな人と一緒にいるのは幸福だし、
そうした人が死んでしまったらそれは不幸な事でしょう。
ただ、
大好きな人がそばにいる事も、
そうした人がどこかへ去ってしまう事も、
それはただの事実として起こった出来事であって、
その出来事を前にして
自分がどう思うかで、
幸福であるか不幸であるかの
度合いが決まるものなのです。
物事を常に楽観的に捉えるなら、
どのような事象にも
幸福を見いだせるでしょう。
たとえそれが堪え難い苦難であろうとも。
逆に、
物事を常に悲観的に捉えてしまうと、
どのような事象にも
不幸がつきまといます。
たとえそれがとるに足らない些細な出来事であっても。
つまり、
幸福か不幸かというのは
何かしらの基準から導きだされた
結果ではなく、
それと向き合ったときの自分は
何を思うかという
状態なのです。
故に
幸福も不幸も
自分で能動的に選び取る事が出来るのです。
選び取ったその心的評価が
そのままその人の内的世界となり、
またその内的世界という
フィルターを通してでしか
外的世界を認知する事は出来ないのです。
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