音仔王子、逝く・・・

http://ameblo.jp/ayu-ikuya/entry-10147558477.html
まず↑の記事を・・・。
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(あゆさわいくやの夏のカケラ)
アコギです。
もともと、ライブで使う衣装の一部として
この子は家にやって来ました。
『音仔王子』と呼ばれていました。
ところが昨日の事です。
この子を倒してしまったのです。
もちろん、
派手にガシャーン!と倒したわけではなく、
軽く身体をぶつけて
柔らかい絨毯の上に倒れたのです。
なのに、
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(あゆさわいくやの夏のカケラ)
ギターのヘッドがバックリと
折れてしまったのです。
こんなに奇麗に。
まるで雷が落ちたかのように・・・。
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(あゆさわいくやの夏のカケラ)
もう長いことギターをやってきて、
今までに何度もギターを倒してきました。
絨毯どころか
堅い床の上で倒した事もあります。
なのに彼は
柔らかい絨毯の上でいとも簡単に
折れてしまいました・・・。
何故こんな所が折れたのか不明ですが、
もともとヒビが入っていたのかもしれません。
思えば、
このライブをやると決めて
この『音仔王子』を家に迎えたのは、
僕の精神が一番病んでいた頃で、
「ライブをやる」という口実があったから
黄泉の国へ行こうとする僕の壊れた心は
踏みとどまれたのかもしれません。
だから、以前の僕のライブというものは、
人様にお見せするためというより、
自分の存在理由を
この世に留めておくためという
意味があったのかもしれません。
これからやっていくライブというものは、
当然、聴いていただける人のため、
そして僕の生業とするためのライブであり、
そのライブに『音仔王子』は
必要ではなくなってしまいました。
思えば『音仔王子』は
僕が精神を病んでいた時期に買った
唯一の楽器でした。
そして確かに深刻に病んだ僕の心と供にありました。
おかげさまで今はメンタルの病気も治り、
僕もようやく人生が次のステージへと
駒を進めつつある時期に
こうして『音仔王子』が
逝ってしまった事は、
何かとても象徴的な出来事のように思えます。
いや、淡々と語っていますが
なぜこんな場所が折れて壊れたのか
全くもって謎なのですけど・・・。
それだけに象徴的なものを
余計に感じてしまいます。
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