愛せるもの、愛せないもの

人間、生きていれば
愛せる人や物事もあれば
愛せないそれもあるものです。
もちろん愛すべきものは
特に深く考えるでもなく
自然に受け入れられますが、
どうしても愛せないものは
それが心の中にある事を受け入れられず
遠ざけようとするあまり、
逆にその愛せないものに
執心してしまう事もあるものです。
人生に於いて、
意識の中に愛すべきものが有る限り、
相対的に愛せないものから離れる事は出来ません。
愛する事の概念の対義は
愛せない事ではなく、
無関心であるという言葉があるように、
それが快適なものであれ、不快なものであれ
意識の焦点をそこ合わせている
という意味に於いては、
どちらも同じ事なのです。
心の中にある愛せるものの数だけ
愛せないものがあるのは
当たり前であり、普通のことなのですよね。
愛の深さを知る者は、
忌むべきものの深みも知っている。
要は自分の心の中には
愛すべきものも
愛せないものもある。
それを認めて自分はどちらに目を向けて、
何を要らないものであると
明確に認知出来るかが
大事なのだと思うのです。
自分を優しく出来る人なら、
自分を不快なものに心砕いて
つまらない思いをするより、
心地良いものに目を向けて
自分を穏やかにさせた方が良い。
だからきっと、自分にとって
もっとも心地良い世界を観て良いのだと思うのです。
そしてその、もっとも心地良い世界とは
自分だけではなく、
自分の外側にとっても調和した世界なのでしょう。
自分にとって都合が良く、心地良い世界と、
自分から外側を観て調和した世界の違いを知る人には、
自分の世界をより良きものにしていける資格があるし、
また同時にそれは責任でもあるのではないかと思います。
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