Ozzy Osbourne – Ultimate Sin

$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(あゆさわいくやの夏のカケラ)
オジー・オズボーンの
4作目にあたるスタジオアルバム。
邦題「罪と罰」
ギタリストはジェイク・E・リーで、
彼がギターを勤める2作目にあたります。
このアルバムは
オジーの作品として聴くなら
多分、異色な作品なのだろうと思います。
ランディー・ローズ、
ジェイク・E・リー、
ザック・ワイルド、その他などなど
こうした流れの中にあって
このアルバムは当時の感覚でのキャッチーさが
前面に出て、
オジーのバックで唸るギターに
おどろおどろしさが無いです。
しかし、とにかく
ギターがカッコいい!
このアルバムはギターの奏法辞典と
言ってもいいくらい
テクニカルなオンパレードで、
ギタリストなら、
思わずにやっとしてしまう
リフやメロディのオンパレード。
僕の中で、
ヘヴィメタルの音と言ったら
このアルバムの
ギターの音であり、
リフであり、メロディなんですよね。
正直な話、
オジーのアルバムとして
初めて聴いた時は
あまりピンとこなかったです。
けれど、聴くほどに
味が出てくる、
それがこの「罪と罰」だと思っています。