オリジナルトラスロッドカバーを作ったよ!

引越しのどさくさがあったので
ブログで紹介したかどうか忘れましたが、
僕がライブで使っているレスポールジュニア(2号機)

写真 2014-09-03 13 08 40

こやつ、やっぱり黄色じゃ僕に似合わん、
ということで、
こんな感じで
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白に塗り替えたのです。夏に。

で、塗り替え(リフィニッシュ)の際、
トーンのノブを外す時、
ノブを破損してしまい、
新しいのに付け替えたはいいのですが
微妙にサイズが合わない・・・ということで、
違和感対策で
こんな感じにノブの頭の部分に
僕の紋章(←)をあしらってみたのです。
f14

さて、ここまでカスタマイズしたならば
もうひと超えということで先日、
トラスロッドカバーをオリジナルのものにしたのです。

ちなみにトラスロッドというのは
ギターやベースなど、弦を張ることによって
ネックが反ってしまわないよう
反対側に沿った力を与えてバランスをとるための
金属の棒のことなのですが、
普通、これがネックの頭かお尻の末端から
丸見えになっているものもあったりしまして、
それを隠すためのカバー(通常頭部分)が
トラスロッドカバーです。
↓ここの部品です。
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とりあえず、非常に安価な
クローンパーツで有名な(笑)
SCUD社のギブソン互換の
ベルシェイプのカバーを調達してきました。
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これの表面に僕の紋章(←)を
あしらおうという作戦です。

工法の選定:案1

今回、紋章を描くにあたって
最初に考えたのが、
カバーにラッカーを塗って描く
というやり方。
赤い十字はあとでシートで貼るとして、
下地の白をラッカーで塗ろうという案。

まあ、これに関しては
引っ越してきたばかりで
ラッカーの臭い匂いを出したくなかった
ということもあり、
準備はしたものの、あえなく廃案・・・。
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あくまで工具です、これ(笑)

工法の選定:案2

ならば、
白いプラスチックの板(プラ板)を
下地に貼るのはどうかと考え、
カバーの上に白のプラ板を乗せてみました。
(発想がプラモデル的・・・)
f2

う〜ん・・・カバーの黒が透ける・・・。
これは速攻却下・・・。

工法の選定:案3

上のトーンノブの紋章の
バラの部分は
プリンタでステッカーを作る用紙です。
これも「貼る素材」ということで、
この用紙を透かしてみたら、
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お!透けない!!

実はこのステッカー用紙は
印刷用と透明の保護フィルムが
セットになっているやつでして、
もし塗装で描いた場合に想定していた
仕上げのトップコートのスプレーに
相当する工程までカバーしてくれる
優れものでして、
この用紙を使って作成していくことに決定しました。

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作成方が決まればあとは早い

さっそく、用紙を
カバーの形に合わせて切り出していきます。
こんな感じで。

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真っ白な紙をいじったので、
アルコールで一度、表面を清拭。

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その後に、あらかじめ作っておいた
赤い十字のシールを貼ります。

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おお、雰囲気出てきたぞ!
もう一度、アルコールで拭いてから
保護シートを貼ります。

f9

保護シートの有無はさすがに
写真ではわかりませんね・・・。

実物はシートを貼ることによって
テカテカしています。

いよいよ装着!

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ここの部分ですよね。再確認のため。

これが、
f12

こうなるわけです。

う〜ん・・・ちょっと
十字が斜めになっていた・・・。

そしてこれが、カスタマイズ後の雄姿です!
ディス・イズ・ニゴウキ!

f13

これはまたオリジナル感が出てきていい感じです!

カスタマイズを終えて

もともと2号機は
1号機のジュニアが
もし故障してリペアに入ってしまった場合を
想定してオークションで
中古のものを
定価の半値くらいで落としたものです。

結局、超円高の頃に買った
1号機の定価よりもお金がかかってしまった
そんな2号機です。

もちろん、たびたび写真や動画に出てくるように
スペアとしてしまっておくわけではなく、
フレットの摩耗のバランスを考えて
1号機、2号機をバランス良く
回して運用しています。

あ、並べた写真を撮っておけばよかった・・・。

まあいいや、以上です。

追記:
ちなみに僕は
赤十字社とは全く関わりはありません(笑)