10年先を考えて、ぶれない音作りをする

現在、ミックスダウン作業が
着々と進行しています。

レコーディングの段階から
想定していましたが、
今回の制作では
あえて今の制作のトレンドは
踏襲しませんでした。

ざっくり簡単に言うなら、
音源の耳ざわりが
今っぽくはありません。

もしかすると、
レコード会社の人が聴いたら
「こんな音作りは今の時代に合わない」
そう言うかもしれません。

もっとも、
それ以前に素人で手に入れる事の出来る
レベルの機材しか使っていないという
根本部分で使えない音と
言われてしまうかもしれませんが・・・。

まあそういう、絶対的な差を差し引いても
やっぱり、今どきの音ではないと思います。

今どきの、特に日本の
ポップス、ロックなどのバンドものの音は
少ないトラックをくっきりはっきり
聴かせるのがトレンドのような印象を受けます。

もちろん僕も、
こういう音作りのアプローチをしようと思えば
出来るのですが、
それは僕に送られてきて
再現しろと言ってくるそれは
そういうアプローチは気にせず、
鳴っている音を足す事も引く事もせず
残す事を望んでいるように思えます。

要するに
「ぶれるな」という事なのでしょう。

それで良いのだと思います。

10年20年先も
「この音」であり続ける作品にする。
そこが大切だと思いました。
なぜなら、それは
「普遍性を持つ作品」だから。
「2010年代の音」であっては
いけないのでしょう。

正直、今ミックスしていて
やっぱり時代に迎合した方が良いのだろうか?
と、ふと疑問を抱く瞬間がまだあるのですが、
ここは絶対ぶれてはいけないのだと思います。

ひたすら頂いた設計書どおりに
忠実にそれを再現する、
それ以外の事は考えないでおこう、
そう心がけています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
応援のクリックで
ご協力お願いいたします♪

にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ
にほんブログ村