あれは高校3年の文化祭・・・

高校3年生の文化祭。
どういう経緯だったか
すっかり忘れてしまいましたが、
僕は文化祭でやるバンドで
ギターとボーカルをやりました。
大勢の人前ではじめて
自分の作った歌を
唄ったのが、高校3年生の文化祭でした。
もともと、それ以前から
先輩に混ぜてもらった
バンドでギターを弾いていたので、
「お前のためのバンドだな(笑)」
と嫌みを言われて、からかわれたものです。
でも、今思い返してみると
多分、あの文化祭の時の僕が
最も自分のイメージに近い
ミュージシャンとしての
自分像だったように思えます。
エレキギターをかき鳴らしつつ、
あくまで表現の主体は
歌である。
これが今でも自分にとって
いちばん収まりのいい自分だと思っています。
その後、高校を卒業して
ギタリストとしての立場は築いたものの、
ただのギタリストでは
漫然とした違和感をおぼえ、
バンドを解散後、本格的に歌をはじめるも、
「唄う自分」というキャラクターを
ずっと模索し続け、
最も自分の表現しようとするものを
何の障壁も無く
すんなりアウトプット出来る姿は
結局、高校3年生の僕に
行き着いたと言うか、
帰ってきたと言うか。
明らかにバンドのギタリストだった時の方が、
僕は自分を偽っていたと思います。
ギターで10年、さらにそこから
ボーカルで10年やってきたこと、
それらを統合した集大成が
今回作っているアルバムですし、
この完成形をもってして
はじめてやっと、
僕は僕の持つ音楽性を
余す事無く表現出来るのでしょう。
今まで僕のやってきたあらゆる事は、
今とこれからの僕のため、
僕であるために
必要なレッスンだったのだと
最近考えるようになりました。
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