昨日もお話ししましたが、
ギターの録音について
たくさんのやり直しを作ってしまいました・・・。
これも昨日書きましたが、
処理でなんとか誤摩化せないかとも
考えたのですが、
やはり人様の心に触れるものですから、
聴いて頂ける方々に
自分が良いと思えない音を、
そしてそれを改善するだけの策を
心得ておきながら、それをせずに
そのままお出しするのは礼を失する事だと思い、
再録音を決心しました。
決心するに至った判断基準は、
自分が明日死んだとして
死んだあと
「やっぱり録り直しておけば良かった・・・」
と後悔しないかどうかでした。
今回の場合、
このままトラックを仕上げても
絶対に死んだあとに後悔すると感じました。
僕の録音作業は
非常に効率が悪いです。
「愛」の乗っていないテイクは
ノーミスで上手に弾けても
NGにしています。
無心で演奏するのなら
慣れてくれば結構誰にでも出来るもの。
無心のさらにもうひとつ上のレベル、
「無」の中に「込める」という演奏は
本当に精神力を使い果たします。
なので可能なら、
録り上がったテイクでなんとかと
考えてしまうのですが、
やはり
今回は譲れませんでした。
テイクが「愛」であるなら
なおさらに。
長く音楽をやっていますが、
今回の録音は正直、結構キツいですね・・・。
本当は全力ではなく、
７割くらいの力で作業を進めていきたいのですが・・・。
そうしないと、
仕上がりに苦しさが出てしまいそうで・・・。
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