甦る音色

アルバム制作、
ガンダムに喩えるなら今、
オデッサ作戦進行中、マチルダさんが死んだ辺り(笑)
それはさておき、
今日から、この↓
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(あゆさわいくやの夏のカケラ)
ジャズマスターでの録音をしております。
この子が家にきて確か今年で
ちょうど10年経つと思います。
10年も経つと
それまで特に拭いたり
磨いたりしてこなかった
金属部品が
腐食と酸化で
とてつもなく
くすんでしまっていまして、
今回の弦の交換の前に
金属部分を徹底的に研磨剤で
磨いてピカピカにしました。
ほとんど新品と言えるくらいまで。
で、弦を張り替えた時
ふと気づきました。
いつもと音が微妙に違うのです。
この子を買ったばかりの頃は
もしかしたら
本来こういう音がしてたのかもしれませんが、
ここ最近の弦を新しくした時の音と
何かが微妙に違うのです。
専門的な用語が出て来て恐縮ですが、
弦の倍音の
200Hz~400Hzの範囲辺りの音の減衰に
粘りが出るようになったんです。
体感として、その辺りの音が
よく粘って伸びるんです。
また、木のボディにもそれが
ダイレクトで伝わるようにもなった気もします。
そして、この範囲の倍音(いわゆる低域)が
伸びる事で高域(この場合だいたい6kHz以上)の
鳴りも安定するんです。
なんというか、1ランク上のグレードの
ギターを弾いたような錯覚さえ覚えます。
この変化の原因で
一番考えられるのは、
フレットとブリッジ。
これらは弦の端と端で接していますので、
ここの腐食を取り除いた事で
弦の振動の具合が変わったのではないかと
考えられます。
特にフレットは腐食を取り除く事によって、
明らかに弦の振動が変わります。
まあ、ブリッジの腐食に関しては
ブリッジの形状の都合上
あまり奇麗に腐食を落とす事は出来なかったのですが、
ブリッジも新品に変えると
多分さらに音が化けると推察されます。
というか、
元のポテンシャルに戻るだけなのでしょうが・・・。
検索でこの記事をご覧になっている
ギタリスト、ベーシストの方々。
フレットが腐食していたら
一度ピカピカに磨くと
良い音が戻ってくるかもしれませんよ。
もっともこれ、
僕の主観の話なので
保証は出来なかったりしますが・・・(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
応援のクリックで
ご協力お願いいたします♪
にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ
にほんブログ村