最近は音楽を聴かない人が
多いと聴きます。
理由はいろいろとあるでしょうが、
音楽を聴いて楽しむだけの
心に余裕を持たない人が
増えている気はします。
僕自身、鬱病に罹っていた頃の
一番酷かった時というのは、
僕という人間が
音楽に携わる人間でありながらも、
それでも
音楽が雑音にしか聞こえませんでした。
正確に言うなら、
雑音と音楽の区別が
つかなくなっていた状態でした。
音楽を騒音としか捉えられない、
そんな人たちが
実際にいるんですよね。
これ多分、僕の経験から鑑みるに
やっぱり心が病んでるのだと思うのです。
正式に病気として診断されないにしても、
音楽が流れていても良い場面で
その音楽を邪魔と感じるのはやはり、
人として
正常な反応ではないと思うのです。
故に今の時代、
音楽を楽しむ事の出来る
心を持った人は、
豊かな人なのだと思います。
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