直接民主制は国を変えられるか

思うのですが、
日本も直接民主制にした方が
良いのではないでしょうか。
民主主義というのは
根本は多数決なわけで
票をたくさん取った人が選ばれるわけですが、
今、現行の日本に於いて
間接民主制で選挙を行なうのは、
政と民意の解離を助長するだけのような気がするのです。
確かに、
直接民主制はファッショ、ファシズムの
土台を育てる元となり得るものだという事は
心得ています。
しかし、
行政は政治家、官僚、公務員の世界だけで
回っている世界と、
労働者たちの世界だけで回っている世界が
ここまで解離してしまっていると
ちょっと問題だと思うのです。
国民ひとりひとりが、
国の方向性に物申す事の出来る
世作りをする事は、
皆が政治に参加していると言う
意識を育てる事になるし、
国民自体のモラルの改善にも
遠からず繋がると思うのです。
そして
もう少し日本もファッショの気概があっても
良いように思えます。
もちろんこの場合のファッショとは、
ファシズムとしてのファッショではなく、
指導力としてのファッショです。
筋の通った強いオピニオンが
現れても良いのではないでしょうか。
ただそうしたオピニオンの芽も
スポイルしてしまうのが
日本の実状であるし、
この意識が日本を腐敗させている
悪癖であるように思えますし、
また実状、
今の日本人に果たして
直接民主制を上手く使いこなすだけの
「考える力」があるのかも怪しいのですが、
現状の日本の間接民主制に関しては
あまりに悪い部分が露呈し過ぎていると思うのです。
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