帰ってきたエナジー

僕のメインギターである
ジャズマスター↓を
$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(あゆさわいくやの夏のカケラ)
久しぶりに
アンプを通して弾きました。
もちろん退院してからは
初めてです。
以前にちらっと言いましたが、
ずっと離人症っぽくなってて
いつも現実感が無く、
僕の心が身体の中に収まっていないと言うか
心がズレて身体にくっついているような感じで、
頭も働かず
ずっとボーッとした中、
しかも花粉症で目も鼻もぐしゅぐしゅの状態で
正直、また鬱が再発してしまったのではないかと
心配していたのですが、
ギターをアンプ越しに弾いていたら
何と言うか
心の奥底から「力」の様なものが
沸き上がってきて、
それが僕と言う存在の隅々まで
行き渡り、
心と身体がズレているような感覚が
修正されて、
心が本来
収まるところに収まったのを
はっきりと感じました。
一気に抜けるような爽快感が
心を満たして軽くなったのがはっきりと分かります。
そう、ここ数週間
僕に足りていなかったのは
音楽だったんですね!
しおれた花が
再び水を与えられて
息を吹き返すかのように、
僕と言う存在が
新しく再構成されていくのを
ひしひしと感じました。
やっぱり僕は「音を発する人」なんだと
つくづく思い至りました。
朝になれば太陽が昇るように、
川は海へと通じるように、
僕は「音を発する人」であることが
自然の摂理のように思えた瞬間です。