僕のGarbage愛

昨日の夜の記事でもお話しした
「Garbage」
多分、日本でブレイクしたのは
昨日も名前の挙がった2枚目のアルバム、
そして3枚目が出る頃あたりだったろうと思います。
当時はもう、インターネットが普及していましたので
このバンドの状況がリアルタイムで
手に入りましたし、
「Garbage」自体もネットを通じて
そうした状況をこまめに発信してしました。
今思い返せば多分、
この時期がバンドとして
一番乗っていた時期だったのだろうと思います。
世界的に「Garbage」を賞賛する声が上がって、
ワールドツアー、ニューアルバムと
期待される中、
まるで祟られたかのように
バンドのメンバー全員が
それぞれ個人的に病気や事故といった
トラブルが頻発していきます。
全員がぞれぞれの
個人的なトラブルを抱えながら
音楽活動を共同でするという事は、
やはり人間ですからそこにストレスも生まれます。
そして「Garbage」のような
デジタルとロックを融合させたサウンドは
少し古臭くなっていった事も事実でした。
あらゆるジレンマに縛られて
メンバー同士の関係がぎくしゃくしていったのを、
リアルタイムで見聞きして、
僕も正直「ああ、このバンドは解散するな」
と思っていました。
きっと若いメンバーで構成されたバンドだったら
間違いなく解散していたと思います。
けれど、彼らは実に大人だった。
感情的になって物別れする事無く、
一旦、メンバー同士距離を置いて生活し、
個人的なトラブルを整えつつ、
では「Garbage」というバンドは
どうあるべきかを
しっかり話し合い、
ミュージシャンという枠ではなく
ひとりの人として
様々な問題をクリアしていきました。
その答えとしてリリースされたのが
4枚目のアルバムだったのですが、
このアルバムのワールドツアーが始まるといきなり
メンバー全員がインフルエンザにかかって
ライブが出来なくなってしまい、
結局、ツアーの殆どがキャンセルされて
再び、活動休止となってしまいます。
さすがにこの時ばかりは
ああ、やっぱり駄目だったか・・・、
と思ったものです。
今思えば、この頃は
バンドの低迷期だったのでしょう。
というか、不可抗力的な不幸続きとでも言うか。
そして、僕の中で「Garbage」も
過去のバンドとなってしまったのですが。
それでも去年、通算5作目にあたる
スタジオアルバムで復活したときは
本当に嬉しかったです。
僕が「Garbage」を初めて聴いた時の
衝撃を再び味合わせてくれた事に
感謝しました。
そして今、彼らは
元気にツアーを廻っていますが、
そんな彼らの歴史を
人から伝え聞いたエピソードではなく、
僕が実際に「Garbage」のネットや雑誌からの
リアルタイムの情報を得る事で
追体験していただけに、
今のように精力的な
ライブ活動をしている事に驚きを隠せません。
きっと今、
「Garbage」は円熟期に入っているのではないかと思うのです。
↓デビューしたての「Garbage」

「Only Happy When It Rains」はライブバージョンが
異様にカッコいい♪
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