国力を高めるという事

今年の夏は何かと
日本が吊るし上げられていた、
そんな印象があります。
人民の不満が
新しいタイプの全体主義を
形成しようとしている。
旗印は「打倒日本」
反日じゃなければ
いけないような風潮。
でもそれは実のところ、
国民の不満の矛先が
国家に向かわないよう、
歴史認識やナショナリズムを
政治が利用して、
国民から体制への
目を逸らさせた結果として、
世論が全体主義の方向へと
向かいつつある危惧を感じてなりません。
これが単なるナショナリズムとして
済むのならやがて
大衆はそれに飽きて、
新たな別のナショナリティに
乗り換えていくだけの事であり、
日本も嵐が過ぎていくのを
待てばいいだけの話ですが、
もしも、ここに
「現代風」のファシズムが
勃興してくると
途端にきな臭い話になってきます。
今、アジアの特定の各国が
やろうとしている事は、
もう60年以上前に日本がやって
失敗した事に似ていると思うのです。
威嚇し、版図を拡げる事が
国益となるという思想は、
第二次世界大戦以前に廃れてしまった
思想なのですが、
さすがに
特定の国の指導者も
そこはきちんと理解していると
信じたいものです。
日本原産の資源が欲しければ
仲良くして買ったら良い。
その買った資源を加工して
新たな商品を作り輸出をして
より多くの利益を稼げば良い。
資源の無い日本も
そうした工夫をして
たくさんのお金を稼いできたのですから、
他の国だって同じ事は出来るはずです。
それが
実にリスクが少なくかつ、
高い還元率のあるやり方だと思うのですが。
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