一億総奴隷時代がやってくる

本音は
「一億総奴隷」なのだろうがよ・・・。

以前も一億総何々と言い始めたら
国はおかしくなると言及しました。

はっきり言ってしまえば、
こんなものレトリックですよ。

本当に日本国民のすべてが
社会で活躍できる世作りをするというのなら、
僕のように真摯に音楽と向き合いながらも
貧窮している僕のような
末端のミュージシャンをも救済してみせろと。

音楽で食えないのは、
お前の実力がないからだと言われれば
それまでのことなのでしょうが、
ならば、今の日本の音楽で
多くの収益を得ている人たちのレベルが
それほどに高いかと言えば、
正直、僕と大差ないと言い切れますし、
そもそもレベルの高い音楽なんて
広く流通してないです。

利権や権力がどっかりと上であぐらをかいて、
平等で健全な競争原理が機能していない
この音楽産業を健全化できるのでしょうか。

国民全員が活躍できる世の中にするのなら、
僕も活躍させてみろと。
本気でやっているミュージシャンを
救済してみろと。

無理でしょ?
それ、する気?

結局、一億総なにそれというのは、
ナショナリズム統制、発揚のための
スローガンに過ぎないのでしょう。

一億総活躍以前に、
まず、総自由であることの方が
大切な気がします。

全くの茶番です。