坂で春を待つ・・・

↑のタイトルにピンときたら110番

ネットのみですが、長く交流のあるお友達、
「kajé」さんがご自身のブログの中で
「春待ち坂」を再フィーチャーしたよと
メールで事後報告を受けまして、
せっかくなのでこちらでもご紹介したいと思います。

これがkajéさんの唄う
「春待ち坂」です。

今回頂いたkajéさんのメールの中に書かれていて
驚いたのですが、
もうこれ4年も前の曲なのだそうです・・・!
ついこの間のような、もっと昔のことのような???

記憶が曖昧で当時の状況をあまり覚えていないのですが、
ただ一つ言えることは
当時の僕は精神が病んでいたということでしょうか??(笑)

kajéさんが唄われる「春待ち坂」という曲が
生まれた経緯を知らない方も知らない方もいると思うので
手短に説明しますと、
いっとき(それこそ4年くらい前)僕のこのブログの
ネタ記事として、詩や詞とも言いがたい
本当に思いついた言葉を書き連ねただけの散文の文章を
書いていた時期がありました。

そんな中からぽっと出てきたのが
「春待ち坂」と題された
http://l-enfant-d-etoir.net/ayu-ikuya/?p=3534
これでした。

なぜかこの文章が読んだ人の食いつきが良くて(笑)
かねてから交流のあった
アメリカにお住まいのシンガーソングライター(もちろん日本人です)、
kajé(かじぇ)さんが、
上の原文を唄えるようにアレンジして
曲をつけてくれました。

それが
「春待ち坂」です。

とても優しいメロディがついて、
僕自身もいたく気に入って
曲を聴かせてもらってから、しばらく
しょっちゅう聴いていたほどでした。

kajéさんもこの曲は
ご自身のブログの中で春が近くなると
フィーチャーされていたようです。

先にも触れたように、
この詩(詞?)が作られた時というのは
僕の精神は完全に崩壊しておりまして・・・。
ともあれ、今はすっかり良くなりと言うものの、
考えてみればこの歌が生まれてから
今日、この日までというのは
世の中自体も大災害があったりとか、
僕は僕でまさか精神科に入院して隔離されるわ、
その後も持病が悪化して入院して
運の悪い事にそこで想定外の感染症で死にかけたり、
手術をしたりとか、
そんな満身創痍の状態で生まれた
僕のファーストアルバムだったりとか。

たった4年という時間の中に
きっと僕だけではなく、
いろいろな人にとって何かしらの
キーポイントとなるようないろいろなことを
経験しているように思います。

これはごく個人的な印象ですが、
明らかに「春待ち坂」が生まれた世界とは
また別の世界を今生きているような気がします。

それはおそらく、
ただの時間の流れとして解釈されるものなのでしょうが、
僕としてはこのkajéさんの唄われる
「春待ち坂」を聴くと
古い友人に再会したような気持ちにさせてくれます。

過去という時間越しに
「春待ち坂」という個別の人格を見いだした、
と表現したら良いのでしょうか。

もともとは、頭のおかしくなったおっさんが
ブログに走り書きした言葉が、
いや言霊が
今も大切に歌い継がれている事を実感する時、
僕の音楽人生の中で
誰にも知られる事はないのだろうけど、
ひょっとしたら「良い仕事」をしたのかもしれない、
そう思ったりもします。

ちなみに、当時やっていたこの
「散文で詩を書こう」シリーズは
多分形を変えて、
今Twitterでやっている事へと昇華したのだと思ってます。

Twitterでは毎週水曜日に、短い愛の言葉を綴っています。
たまに忘れて木曜日になるけど・・・(笑)


応援のクリックで
ご協力お願いいたします♪

にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ
にほんブログ村


「風は群青の空をそよぐ」
2013年5月25日発売!

・歌詞カード付きCD-ROM(限定)の購入は

コチラ←


夏のカケラ on Radio たまにTVでは
ご紹介するお便りを随時募集しております。
完全匿名制ですので、お気軽にお便りを下さい!


お便りはこちら!