集中すると時間は縮む

今年の名古屋では
梅雨明けが2週間以上早かったです。

そのせいか、感覚的には
もう夏の終わり、8月半ば過ぎのような
感じがします。
まあ、あくまで個人的にはですが。

今日は7月31日。
先日ライブをやったのは12日なのですが、
もう1ヶ月以上前のような感じがします。

ずっとアルバムを制作し続けてきて、
アルバム発売以前から7月のライブの日程が決まり、
アルバムが完成した後すぐに
ライブの準備を始めて、とずっと続きの流れで
やってきたので、
ライブが終わってから1週間だけ
音楽を全くやらない日を過ごしました。

音楽をやっていない時間は
テレビを見てゴロゴロしていました。
音楽をやっていないと、
時間を持て余すのですよね。

普段、家で音楽をやっている日々を過ごしていると
1週間が3〜4日くらいの早さで過ぎていくのですが、
お休みしていた時間は
1週間が半月くらいの長さに感じました。

よく歳をとると時間の流れが早くなると言いますが
どうもふと感ずるに、
日常の仕事量(労働という意味ではなくて)が
多くなると時間は早く感じ、
仕事量が少ないと時間は長く感じるような
気がするのです。

もちろん、実際に時計で刻まれる
時間は伸び縮みするわけないので、
あくまでも体感としての時間の話です。

いや、子供の頃は
毎日学校に行って仕事(労働ではないです)の
量も多いじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、
何だかんだ言っても
学生の頃の仕事量は
社会人になってからの仕事量に比べれば
実に少ないのです。
社会人の人であれば、学生時代を思い出してみれば
分かるのではないでしょうか。

学校での勉強の仕事量は毎日一定なので
時間も一定に流れますが、
夏休みになるとあっという間に過ぎるというのは、
夏休みの間に
「遊び」という仕事量が増えたから
他ならないように思うのです。

何か、それは遊びでも仕事でも
いずれにしてもですが、
集中しているときというのは
時間があっという間に過ぎますよね。
集中している時というのは
仕事量が一気に跳ね上がります。

そうした集中する状況が常態化して
日常となると、
それこそ1週間が3〜4日くらいの
早さで流れます。

さらに補強の意味で言及するなら、
学生は基本的に「集中していない」ですよね(笑)
だから1年もそれなりの速度でしか
流れていかない。

「時間」という概念は
元から自然にあったわけではありません。
実は人間が考えたがものであるといわれるように、
時計が刻む時間というのは
目安なのです。

人は皆、時間の流れる速度が違うから
話が合わなくなっては困るので
目安になるものが欲しい、
そこで「時間」が発明されたのです。

その「時間」はもちろん
地球が太陽の周りを1周する周期を元に
分割されたものです。
それが暦となり、さらに分割されて
時計となり、
その目盛りを元に集団という社会生活が
運行されているわけですが、
そうした絶対的な周期を持つ時間軸を
人の精神は生きてはいないのです。

永遠という時間の幅からすれば、
とるに足らないほど微々たるものではありますが、
人は精神活動としての人生の時間幅を
伸ばしたり、縮めたりしながら
生きているのです。

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