解説:「SAY I’M HERE」

この曲は以前に解説した楽曲である
「LIGHTWORX」や
ファーストアルバム『風は群青の空をそよぐ』にも
収録されている
「SANCTUARY」(2004年)と
同じ血筋の曲です。
ルミナス・パンクの三兄弟、3トップ
と言ったところでしょうか。
いか、この3曲が横並びなのではなく、
多分、この曲が前の2曲で
昇華しきれなかった部分を洗練させた
「完成形」だと思います。

時代背景やトレンド的にも
今後このようなタイプの新しい曲を
作る事になるのかは不明です。(2013年現在)

それにきっと、
この「完成形」が出来てしまうと
もうあとは何をどう作っても
そこに「新しい何か」が無い限り
二番煎じで終ってしまうと思うのです。

だから、これ以降
僕はこのタイプの曲を作っていない。

でも、必然性があれば、いつも僕に
「音楽を届けにきてくれる人」が
また届けてくれるでしょう・・・(笑)

歌詞の内容的にも
「LIGHTWORX」や「SANCTUARY」で
語った事の集大成とも言える内容だと思っています。
他の二人の兄弟よりも
強く明確な意志をもった歌詞だと感じます。

現在この曲は、今後音源に
収録する予定も無いし、
またライブでやる予定もありません。

でもこの曲は自分の中では
唄い継いでいくべき歌なのかなと思っていたりします。

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愛すべき人よ 愛すべき人よ
今 お前は何処に
叫び声をあげて知らせてくれ
必ず見つけ出すから

許せない奴らの 許せない理屈に
どれだけ傷ついても
ナイフを持った お前のその手の
温もりまで隠せない

導かれないまま閉じ込められて
諦め顔で何を変えるのさ
そんなの賢くなったんじゃない
ただ 心を汚しただけさ

その瞳が透き通っているなら
声をあげて知らせてくれ

信ずべき人よ 信ずべき人よ
今 お前は何処に
埋もれたままで終わりにするのか
未来に背中を向けて

何にも染まらない お前が好きさ
今でもみんな ここで待っている
それでも何もかも捨てると云うなら
生きて 理想を語る資格は無い

さあ 最後の扉に手をかけて
ここに居ると云ってくれ

愛すべき人よ 愛すべき人よ
まだ きこえるはずさ
ほら お前を探して ほら お前に逢いたいと
途切れることなく鳴り響く声が

力尽きたとて 逃げる場所など
誰ひとり与えてくれはしない
心に刻まれた お前の傷を
癒せるのはお前だけでしかない

また あの歌をきかせて欲しいから
何処に居るか教えてくれ
信ずべき人よ
必ず探し出してみせるから どうか
ここに居ると叫んでくれ

Just now, right now,
Say “I’m here!”

release in 14 JUL 2005

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試聴、ダウンロードは
『MUZIE』で!!
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$鮎沢郁弥のLes Fragments d'ete(夏のカケラ)

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