美を突き詰めると哲学に至る

僕の「美」にかける思いは
多分尋常じゃないと思っています。

元々のルーツを辿っていくと多分、
学生の頃に進路を決める時
音楽の道というハイリスク、ローリターンの世界をいくか
美容師になって、まあ大変な事はあるだろうけど
堅実にやっていれば、音楽よりは安定した生活を得るか、
そこで迷ったところにあると思います。

結局、今の僕という結果が示すように
音楽の道を歩む事になったのですが、
それでもやはり僕の中に常にある関心事は
音楽以外ですとやはり美容でした。

本当にはじめの頃は、
髪の毛をカッコ良くスタイリングする
くらいのところから始まり、
バンドではメイクをしていた事から
美容の概念に「化粧」というものの加わり、
「美しいとは何か」という哲学の裾野が
どんどん広がっていく事となっていきます。

そんなこんなでやがて僕自身、
持病を持つ身となってしまった経緯から、
「美」を保つためには
「医学」についても知る必要がある事に
気付きます。

今では、お金さえ持っていれば
エステや整形をして「美」は買える
みたいな風潮がありますが、
「本当の美」を得ようとするならば
エステや美容整形などというものは
一時しのぎの付け焼き刃に過ぎないと思います。

はっきり言って、こうしたものは
二次的にメンテナンス、修正するものであって
「軸」の部分を美しく保っていないと
逆にバランスを崩してしまうと感じます。

「美しいとは何か」
それは均整の取れたものである事。

では均整の取れた外見を手に入れるには
何をすべきか。
まず「健康でなければならない」

健康であるために何が必要だろう。
まず、人の身体が
良いコンディションを維持する事が必要で、
それを保つには身体の仕組みについて知る必要が出てくる。

肉体を良好なコンディションで維持するには、
どうも健全な精神が不可欠であるというところに
突き当たります。

では、健全な精神とは何か。
健全な精神というものは
美しい心の顕われであるという事を知ります。

ならば心を美しくしなければならない。

心を美しく磨くためには
何をすべきか。

それを磨いていく過程で、
自己の枠といういわゆる自我が顕われ
そして通り過ぎ、
神という仮面を被った宇宙がそこに見え始め、
その仮面も磨く事ではぎ取ると、
「神の本質」の何たるやが見えてくるようになり、
美しさとは摂理という
絶妙のバランスの元で
唯一無二のそれとして顕現されるものである事を
思い知るようになる。

凄く長く、複雑な論法で書きましたが
要するに
人が美しくなるには、
外側だけを磨いても美しくならない。
内側からバランスよく正していくと、
結果として外側が良くなってくる。

真の美とはこうして
醸成されていくものだと思うのです。

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