Jeanne Cherhal – Histoire de J.

去年2014年に発表された
ジャンヌ・シェラルの4枚目(多分)のアルバム。

この人は、音楽的なカテゴリで言えば
おそらく、フレンチポップ(これは間違いない)や
シャンソンに入るのだと思うのですが、
映像のようなライブの彼女のプレイを見ると
ポップというよりむしろ
その佇まいにロックを感じてしまうのです。

聴く限り、ピアノの教育は
かなり受けたのだろうと推察される
その演奏の中に、
それこそ例えば
キース・リチャーズのギターのような
荒々しい部分もあったりとか。
そこにロックのかっこよさを感じてしまいます。

とにかく、日本人の耳からすると
明らかにポップ畑のピアノではなく、
ピアノを弾きながら歌う
フレディー・マーキュリーに通じる
オーラを感じてしまうのです。