政治という俗世

総選挙。
いつも思うのですが
どこの党が与党になっても
結局、
野党が重箱の隅をつつくような、
立法とは関係のない話で
与党を押さえつけて
最終的には何も決まらなかった、
そういう事ばかりの様に思うのです。
選挙前の公約だってそう。
これ、完全にカタログスペックでしかありませんよね。
それらの実現性など、
眉唾程度にしか認識されていないのではないでしょうか。
そのくせ、
官僚や役人、利権のメリットになる法案は
マスコミもほとんど伝えないまま
しれっと通してしまう。
昔から何も変わっていない、
日本の政治の悪癖だと思うのです。
もちろん、
与党のしようとする事に
野党が異議を唱える事で
民主主義は健全かつ正常に機能するものである事は
承知出来るのですが、
今、野党がやっているのは
異議を唱えると言うには
あまりに次元の低い、
話のすり替えや
稚拙な揚げ足取りに終始しているだけで、
異議を唱える事により生じる
修正力などは
ほとんど働いていないように思えるのです。
さらにはそうして
追求される側も
同じレベルでしか対応出来ないところに、
哀しささえ感じます。
そもそも、元から考えてみれば
複数の政党が手を組む、いわゆる
連立を組まなければ
過半数の支持をとれないという現実は、
そのまま日本の政治の脆弱さを
象徴しているように思えます。
政治の指導力の低下は
国際的な影響力の低下に繋がるし、
外交上の悪影響を及ぼすでしょう。
転じてそれによって
景気も左右されます。
さらに転じれば
治安の悪化にも繋がっていくものだと思います。
今の時代、
モラルの必要とされる役職に付いている人ほど、
モラルが無かったりするのが
怖いところです。
善良な人ほど世俗から離れていく。
それは、善良な人が世俗から離れていくというより、
モラルの低い世俗が
善良な人から解離していく、
そんな時代が来るのかもしれません。
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