島は買え2

昨日の島を東京が買うという話の続き。
今日になってようやく
首相の見解として島の国有化という
言葉が出てきましたが、
なんとなく後出しじゃんけん的な匂いを感じます。
都知事の言う通り、
だったら
はじめからそうすれば良いのに
という話ではありますよね。
今回の問題の根本は
きちんと国際法で定められた
日本の領内において
第三国による不法占拠を抑止するというものです。
仮に国有化したとしても
またそこから外国にその土地を
貸与したりしては
本末転倒でナンセンスな話なのですが、
今の政権は平気でそういう事をやりそうなところが
怖いですね。
もっともこれらの島が
日本の国土であることの正当性は
その島の上に誰が住んでいるかではなく、
もちろん
排他的経済水域とその
領海内に埋まっている地下資源にあるわけで、
それをめぐって各国が
いろいろな事を言っているのが
そもそもの真相ですよね。
だからと言って
ただここは日本の領内ですと
言葉でアピールしても、
はいそうですかとルールを守る相手ではない事を
念頭に置かなければならないと思います。
大臣は
「理性的に対応する」
とは言ってはいますが、
相手にしている国たちは
感情論で実力行使をしてくる人たちなのですよね。
昨日も言いましたが
このシーンでの外交は
弱腰であってはならないと思うのです。
島の所有者が交渉相手に
政府を選ばなかった事は
妥当な判断であると考えると同時に、
そこまで政府は信用されていないんだと
思ってしまいますよね。
そう考える僕は
やっぱり右翼ですか?(笑)