島は買え

今日いちばんのニュースと言えば
やっぱり東京都が「尖閣諸島」を買い上げる
という話。
僕は大いに賛成ですが、
本当なら国が買い取るべきかとも
思ったりもします。
でも、いざ実際に国が島を買ったりしてしまうと
外交上の摩擦が起きることは必至ですから、
逆に「都」というリージョンレベルで
アクションを起こした事の方が
良かったのかもしれませんね。
こんな感じで
竹島も買い上げてしまえば良いと思います。
島の帰属問題の代表格とも言える
北方四島に関しては
ちょっと事情が複雑なので
単純に買い上げてしまえとは言い難いものがありますが、
尖閣諸島や竹島の場合は話は別。
そもそもこれらは
明らかに国際法上でも
日本の固有の領土なわけで、
他国の人間が
ここに不法に進駐してくるのを
阻止する事は、
当たり前であり正当な事のはずです。
だいたい、この「買い取り」について
政府の見解が歯切れの悪いのも
頼りないですよね。
周辺の当事国に対する配慮なのかも知れませんが、
この選択は明らかに間違っていると思います。
上記の通り尖閣諸島にしても竹島にしても
国際社会から「日本固有の領土」であると
認められているわけなのですから、
ここは隣国のご機嫌取りをするのではなく
「全力で支援する」くらいの事を言って
相次ぐ領土侵犯を牽制する
コメントやアクションを
アピールするべきなのではないでしょうか。
日本という国は島国で
1000年も常に独立国家であり続けたために、
国民のアイデンティティに
「国境」という概念が乏しいように思えます。
古来よりその版図をめぐって争い続けてきた
大陸の人間性の狡猾さを侮ってはいけません。
国境というものは
国体を維持するための
文字通り物理的な「受け皿」です。
国境の問題に対して
日本流のヘラヘラ、うやむやで
事なかれの姿勢であたるのは危険です。
国際法的にもれっきとした根拠がある以上、
毅然とした態度で
領土を主張する事は
何も悪い事ではないどころか、
むしろそれこそが国益であると思うのですが、
こう考える僕はやはり
右翼の烙印を押されてしまうのでしょうか?