ご紹介が遅れましたが・・

写真 2015-09-12 12 50 47

先日、うちに新しい子がやってきました。

セミアコです。

ギブソン ES-335。
通称「サンサンゴ」

名器にして、
ギタリストにとって、
ある種の憧憬を伴う到達点、
そういう称号を持つギターです。

決して安いギターではありません。
むしろ高いです。
出費した金額の事を思うと
僕も胃が痛い・・・。

けれど、僕も年齢が年齢だし
来年にはギター歴30年を迎えるということもあり、
一生ものの相棒として
奮発して、うちに迎えました。

ギブソンといえば、
ライブで使っている
レスポールジュニア↓
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これなんかもギブソンのものなのですが、
ジュニアの仕上がりをギブソンの
デフォルトクオリティと考えていた
僕はこの「サンサンゴ」を手にとって
驚きました。

ギブソンの本気を見た感じがします。
だって、自分向きに調整しなくても
そのままで使いやすく、良い音がするんだもん。
ここで下手に僕が手を加えたら
逆に音が悪くなりそうなくらい。
まあ、僕の腕がないんだけどね(笑)

もともと何年も前から
エピフォンの「カジノ」という
モデルがあって、それがかっこいいと思って
狙っていたのです。
しかも、3万円代という破格で。

「エピフォンのカジノ」といえば
これもまた名器と呼ばれるもので
ジョンレノンも使っていた由緒あるギターです。
それが
なんでこんなに安いのだろうと、
うっかり衝動買いしてしまう前に(僕も利口になった)
ネットで調べたら、
今の「カジノ」はジョンレノンが使っていた当時の
「エピフォンのカジノ」とは全く別物で、
名前だけお情けで「カジノ」とつけてあるだけ
程度の安物だと知って諦めたのですが、
かといってギブソンのセミアコには手が届かないし・・・
と悩みに悩んで、
引越し費用を頑張って浮かせたお金で買いました(笑)

正直、上述のように
来年は僕自身ギター歴30年になるわけですが
30年目にして、
ようやく「本物のギター」に出会えた気がしています。

まあ、今までが
安物ばっかり使っていたって
話でもあるのですけどね(笑)

「サンサンゴ」
これからの人生の良き友となってくれそうです。