キモオタは文化のバクテリア

こういう物言いをすると
不用意に敵を作ってしまうことを
承知して書きます。

オタクというのは
文化消費のヒエラルキーの最底辺。
自然界で言えば
バクテリアのような存在だと
僕は考えています。

まあ、一口にオタクと言っても
いろいろな層があるのですが、
その中でも取り分け、
アイドルやアニメ、ゲームを
消費、いや、「浪費」するだけの層、
つまり何も産まないオタク、
いわゆる「キモオタ」こそが
文化の最底辺なのだと考えいます。

この層というのは
文化というコンテンツを
大量に消費するのですが、
そのリテラシーは相当低く、
文化の最先端をいくコンテンツも
およそ四半世紀経たないと理解できません。

そして、こういう無数の人たちが
四半世紀して、完全に使い古された
出涸らしのコンテンツを費消し
解体し滅します。

言うなれば、
文化の墓場にキモオタがいて
コンテンツの屍体を分解しているのです。

音楽で言えば
ヘヴィメタルもテクノも
今ではキモオタの聴く音楽となってしまいました。
というか、そもそも最近は
ロックやロックバンドでさえ
キモオタのやるものになっています。

僕がロックは死んでしまったと諦念したのは
それに気づいたからです。

正直な話、
キモオタが取り付いたコンテンツは
そのあとに
ぺんぺん草の一つも生えない。
いや今の時代、唯一の救いがあるとすれば
ネット上に「w」の草くらいは
生やしてくれるかもしれません。

噛み砕き尽くし、
見るも無残な姿になった頃になって
キモオタはそれを理解し始めるのです。

俯瞰すればとどのつまり、
これ即ちコンテンツそのものが
「腐っている」のです。

それで終わりなのでしょう。