音に溺れ、浮き世を離れる

レコーディングに集中しているせいか、
あまり論理的思考というものが出来なくなっています。
なので、簡単な文章を書くのも
ちょっと難しいという・・・。

そういうわけで、抽象的な話になるのですが、
僕もこうして今、音楽を作っている事の
本質とは何なのだろうと考えるに、
それは結局、究極的な均衡を追い求めるような
そんな作業のような気がします。

もちろんそれは、僕にとっては何も苦痛ではないのですが、
これが自分の望むものの本質の所在であるなら、
それはもしかすると音楽でなくても良いのかもしれないと感じます。

けれど今、僕がこの世界に生きている以上、
これはそれでもやはり僕の中では音楽であるのでしょうけれど、
音楽というのは、僕が言いたい事の
いち側面にしか過ぎず、
「音」という側面を正面として見たとき、
それはもっと奥行きのある立体的なもので、
その全体をこの世界で形にしようとしているのでしょう。

けれど僕に見えているものというのは、
この世には存在し得ません。
僕に見えているものを正確に伝えるには、
この世界の次元と言うか、軸と言うか、
そういうものが少なすぎるのです。

そこが歯がゆいのですが、
それではそれは何のとこと言っているのかと言えば、
それこそが前述の通りたる
究極の均衡、均整であるのでしょう。

もっと僕のインスピレーションを
思うように表現し、発揮するには
この世という世界は、窮屈過ぎます。

僕にとってこの世界は、
紙に書いた立体の
見取り図のような世界のように見えます。

大袈裟な言い方かも知れませんが、
僕はもしかするともう、
この世にいて、この世の人間ではないような
そんな気がしています。


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