今、故にアナーキズムに光を当てる

今の日本の人は
この世の中をどう思っているのでしょう。

日本を動かす軸となる部分が
腐ってしまっている事に対して、
何も成す術無く一生を終えていくのでしょうか。

腐った軸という組織の中で
人生が成り立って
順風な人生を見通しが立っているような人は、
社会のシステムが腐敗しようが、
それに嘆く事こそ
単に社会の負け組のルサンチマンに過ぎないと
嗤うのかも知れません。

確かにそうです。
腐っていても、健全に動かなくても
勝ち馬は勝ち馬です。

しかし過去の歴史の中で
革命は民衆やマイノリティの
小さなルサンチマンの中から生まれたのだと思うのです。

それ故にたかがルサンチマンと
一蹴して嗤えない部分もあるのです。

そう。
勝ち馬が弱っていくほどに
勝ち馬の首は取りやすい。

もちろん、日本人に
今の社会構造の中の不備、腐敗に
実力行使で立ち向かう気概のある人は皆無でしょう。

それこそ40年、50年前の若者は
社会の、そして世界の正しくないものに対して
否という意思を突きつけた事もありましたが、
社会というのは、大人が構築する社会というものは
いくら若者が徒党を組んで
その不正を正そうと叫んでも、
いくらでも抑止して
無かった事にしてしまう力があるし、
実際に当時の大人の構築した組織は
そうしてきました。

社会構造というものは
腐っても壊れません。
腐って、機能しなくなっても
それでも社会構造は維持されるものなのです。

そうしたものを打ち崩す事は
絶対に叶いません。

この、社会という生き物は
死んでも死なないのです。

このような構造が死なない以上、
その構造を否定するというのなら
それはもう
秩序を手放すしか無いのだと思います。

それでも秩序は、
その腐った秩序を捨てようとするものを
咎めるでしょう。
咎めて腐った秩序に適合するよう
矯正しようとするでしょう。

それが本当に腐って
機能もせず、世の益とならないと信じるのであれば、
それでも腐った秩序を撥ね付けるべきなのだと思います。

もう革命によって
新しい秩序を生み出す事は出来ないのでしょう。

今こそ、アナーキズムが
新しい秩序を作る地ならしをしてくれることを
願ってみても良いのかも知れません。


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