遅まきながらGWを総括してみた・・・

音楽でメジャーに行って売れたい!!
まあ、音楽をやってれば
誰しもが一度は抱く野心でしょうね。
ただその是非は、音楽のものの見方によって
がらっと変わってきます。
音楽で売れたい!
というのであれば、
それまで通りがんばって
精力的にそのための活動をしていけばいいですよ。
花の大東京目指して、それでイッツ・オーライ。
ただ、音楽で表現したい!
となると話しは違ってきます。
表現することに重きを置く多くの人たちにとって、
メジャーってところは
とても窮屈な環境になるでしょうね。
メジャーへ行ったら、あとは安泰なんてことはない。
やりたい事は制限されて、
それに加え俗な話し、
売れなきゃ食っていくのも難しい。
そんな環境で果たして
満足に自身の美学を追究できるのでしょうか?
正直、つい最近まで
自分はどっちの道を行くべきなのか
迷ってました。
悩んでました。
だけど今、
答えが見つかった気がするんです。
今年のゴールデンウイークは、
いろいろな志を持った方々と出会う機会に恵まれました。
彼らといろいろな話しをして、
僕が出した答えは間違っていないと
確信しました。
僕は表現者、パフォーマーでありたい。
自分の美学をとことん、
行き着くところまで追求していきたい。
ララ・ルミナスだった頃は、
ぶっちゃけ正直な話、
メジャーに行って売れたかった。
だけど、精神に病を患って
人生観の方向転換を余儀なくされた時、
自分の心にとって、もっとも優しい選択とは
売れるということを目指すのではなく、
表現者としての自分を追求するという選択でした。
僕の住む地は名古屋。
地は血です。
生まれ育った土地に根ざした表現者として、
今ここで、
僕にとっては神聖な
音楽を作るという行為を、
育ててもらったこの土地のエナジーに
音楽という名の感謝を捧げ続ける生き方があっても
いいんじゃないか、
そう考えるようになったのです。
僕はきっと大海を泳ぐ
優雅で美しいイルカじゃなかったんですよね。
所詮僕は、
田舎の川の源流あたりで泳ぐ川魚。
やっぱり鮎なんですよね。
そう確信できたのはやはり、
このゴールデンウイークに出会った、
今はまだ名もないけれど、
間違いなく自身が最も輝ける姿と
その居場所を
ぶれることなく熟知していた人たちのおかげ。
今僕は多分、
人生の節目に居るのだと思うのです。
もう一度、
音楽と出会ったはじまり、原点へと帰ろうと思います。
ここ最近、
YoroZoo閉鎖の一件が縁となり
お知り合いになれた皆さん。
ゴールデンウイークに出会った人たちというのは、
あなた方の事です。
本当にありがとう。
あなた方は僕のゆくべき道を照らし出してくれました。
鮎は鮎で、鮎として通していきます。


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