ゴジラを観た

先日、映画のゴジラを観てきました。
アメリカ製のゴジラです。
20年近く前、ジャン・レノが出ていた
トカゲみたいなゴジラではなく、
「あのゴジラ」でした。

てめ、ゴジラ先輩なめんなよぉ〜!
ってくらい、ケンカが強かったです。
対戦相手の怪獣が
最終的にボッコボコだった(笑)

しかし、映画館で気づいたのは
予想以上にシニア世代が多かった事です。
おじいさんが多かった。
もちろん、若い人もたくさんいましたけど。

で、調べてみたら
ゴジラは今年(2014年)で60年だそうで、
最初のゴジラを子供の頃に見た人でも
年齢が70歳とかいっているのですものね。
そう考えたら納得です。

僕は年代的に、怪獣映画の全盛期は
知らない世代で、
小学校低学年の頃ぎりぎりウルトラマンが
かすったくらいの時期です。

でも、怪獣のカードや
消しゴム(というかゴム人形)はいっぱい持っていましたね。
ちなみに細かい話ですが、
ソフビの人形は僕の世代よりも上か下の年代が
たくさん持ってた覚えがあります。

さて、怪獣ものに対して
そういう状況下での認識からして、
当然もっと年長の方が言うところの
オリジナルの「ゴジラ」にある
原子力、核に対する哲学のようなものは
全くリンクしておりません。

今回のゴジラを制作した監督も
僕とだいたい似たような世代で、
社会風刺とか(この場合、核)を織り込んだものではなく
メッセージ性の無いエンターテイメントの
怪獣プロレスというのが、
今回のゴジラの印象でした。

僕が知っているゴジラもだいたいこんな感じでした。

とは言え確かに、日本人から言わせると
「そんな日本ねーよ」と
突っ込みを入れたくなる部分もあるのですが、
まあその辺はガイジンの作る映画なので
まあ良しとして、
そこを差し引いても十分面白かったです。

こういう巨大怪獣プロレス映画たるゴジラ。
日本人の文化では
十分受け入れられるでしょうが、
他の国の人たちにはこういう映画を
どういう風に観るのでしょうか。

個人的にはシリーズ化して
いろいろな怪獣を生み出して欲しいですね。

ただ一つ寂しく思うのは、
今の日本人に
こういうものを作る力はもう無いと思います。
中途半端なオタクが
中途半端に喜ぶようなものしか
作れないのではないかと思ったりします。

日本人はもう涸れた・・・。


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