自分が作る音楽に関して
やっぱり、ぶれたくないなと感じます。
いや、ぶれるというのとは少し違うでしょうか。
今更、媚びるような音楽はやりたくないです。
前にも似たようなことを言った覚えがありますが・・・。
そして媚びたくないというのは、
音楽だけではなく、
それを作る自分自身もまた
媚びるような自分ではいたくないと思います。
人に気に入られたり、嫌われないようにするために、
そういう理由で自分を人に合わせる事を
僕はしたくないと思うのです。
個人的に長く生きていると、
やはりこういう生き方は
本当に敵を作るし、実際に嫌われます。
しかしはっきり言っておきたいのは、
これは僕に非があるからではないのです。
非が無いのなら、自分の好きにすれば良いのですが、
人生というのは、そういう自分に対して
必ず否定しにかかってくる人というのはいます。
自分の信念を試すかのように、
強い信念を抱くに比例して
強く憎まれるのでしょう。
それでも、自分はと言えるかどうか。
そこで負けて僕は、人に合わせて
嘘をつく気にはなりません。
人に合わせてまでして
誰かと共にあろうなどとは思わない。
あくまで正直でいたいです。
自分にも、そして外の世界に於いても。
たとえそれで、
扱い人間と思われたり、
気難しい人間だと悪態をつかれたり、
変人と嗤われても構わない。
自分自身が真実ならば
そのための孤独ならすすんで買って出たいと思います。
これはある意味、一人きりの戦いなのでしょう。
何かにつけて戦う事を強いる生き方なのだと思います。
そういう生き方の中で、
それでも戦う事を選ばない叡智というものを
学ぶのかも知れません。
音楽を作る事を通して
僕はそのような事を
学んでいるのかも知れません。
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