心の放浪

S.J
たまには全ての
重責から解き放たれて、
心を放浪させる事も
時には必要です。
何にも縛られず、
何にも急かされず、
ただただ
心を無にして
鋭気を養うのです。
つまり、
何もしない事を
する事も
必要な時があると言う事です。
永遠とも思われる
責務に耐えられるでしょうか。
時に人は
そうした責務から離れる事で
新たな力や英知を
得る事が出来る事もあるのです。
それは決して
無益な怠けではありません。
しかし、有益な怠けではあります。
そうした有益な怠けを
満喫する事で
再び新しい責務を
潤滑に果たす事が出来るのです。
それはなぜか。
理由は心の放浪にあります。
心を放浪させる事で
様々な物事を体験し
見聞きしているのです。
心を放浪させ、
リラックスする事で
そうした体験を滋養とする事が出来るのです。
そういう意味では、
自身の責務から離れ
リラックスして心をさまよわせる事で、
新たな力を
身につける事が出来るのです。