予感に備える

S.10
生きていく中で
悪い予感を感じる事は
度々あるものです。
そういうときに
策を講じても
結局は裏目に出てしまうものです。
物事はなるようにしかならないのです。
ですから、
悪い予感に対して
むやみに
回避しようと動いたところで、
その結果もまた
なるようにしかならないのです。
しかし、
人には自分の身を守る為の
洞察力を備えています。
故に悪い予感も
当たってしまう事があるものです。
その悪い予感も結局、
なるべくしてなる、
起こるべくして起こることなのです。
だからこそ、
策を講じても
悪いことは起こり、
結果的に見てそれが
裏目に出たように思えるのです。
あらゆることは
なるようにしかならないと
達観する不動の心が必要になってくるのです。
そうすれば悪い予感を感じても
動じる事無く、
行く先に身を投じる事が
出来るのではないでしょうか。