誠実さ、正直さ

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人に誠実であるという事。
人の徳として尊ばれるものの一つです。
たとえば
人間関係の中での誠実さって
何でしょう?
相手に対して
気遣いを忘れないとか、
常に正直でいるとか、
思いつく
「誠実さの形」は
人それぞれ、様々にあると思います。
だけど、
その誠実さを
じっくりと観察してみてください。
何か見えてくるものはありませんか?
結局のところ、
誠実さというものは、
それぞれ各人の、
つまり自分自身の
心、意識にどれだけ誠実であったか
その一点を試されている、
そういう性質を
持っているものであるように思えるのです。
人に対して誠実であるという事は、
行き着くところ、
自分に誠実でなければ
その誠実さが成り立たないのです。
つまり、
自分を欺きつつ
同時に、
他者に対して誠実であるという事は
ありえないのです。
なぜなら、自分を偽りつつ
他者に対して正直にはなれないからです。
たとえば、あなたが
自分を偽っているとき、
あなたの一挙手一投足、全てが
偽りの言動となるからです。
故に、
他者に対して真に誠実であるという事は、
常に自分に対しても
正直である事が要求されるのです。
結局は、
自分の心に正直である人ほど
人に対しても誠実なのです。
人生なんてそんなもの。
人生とは、
いや、人の一生とは
どれだけ自分が自分自身に
正直でいられたか、
どれだけ自分が自分自身に
誠実でいられたか、
その一点においてのみ
常にその価値を
問われるものなのかもしれません。
自身に純粋な姿勢をもって
真に向き合うという事、
それこそが誠実さの発露
とも言えるのかもしれません。
あなたは自分自身に
正直に向き合い、
誠実であろうとしていますか?


“誠実さ、正直さ” への9件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    誰に対しても誠実でありたいと望みながらも、EmiLyは誰に対しても誠実ではありません
    随分前に自分を素直に出す事を放棄してしまいました
    故に自分が何者かも解らず日々葛藤に苦しみ偽り続けるEmiLyは
    誠実さのカケラもございませんね

  2. SECRET: 0
    PASS:
    自分に対しての正直さを放棄してしまっては、
    自分が何ものかも見えなくなってしまいますよね。
    自分をまっすぐに見据えようとしないから・・・。
    でも、その事を知っているだけ
    まだ誠実さを知っているのではないでしょうか?
    本当に誠実でない人は、
    自分が誠実でないどころか、
    自分を偽っている事にさえ気付いていないものです。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >月末の勇者(吟遊詩人)
    そうですね。自分に正直である事は、
    必ずしも第三者にとって心地の良いものではないこともある。
    時には傷つけてしまう事さえある。
    そんな時には、また別の重要なファクターを
    心に留めておく事が重要になってくるのです。
    >パン姫さん
    そう。
    自分と向き合って、どれだけ自分の本心に
    正直でいられたか。
    人生って自分と人との関係がどうであったかは
    さいて重要ではなく、
    自分が自分の本心に対して何れだけ誠実に向き合っていたか、
    そこが大事なのだと思います。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    そうですね。
    誠実であろうとするのなら、
    常に自問自答はつきまとうものだと思います。
    それは自分にとっての真実なのか、嘘なのか・・・と。
    でも、そうした自問自答を繰り返していく過程で、
    本当の意味での自身のパーソナリティーが
    構成されていくものなのではないかと思うのです。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    欺くではなく 
    守る者がいるワタシには 
    隠す優しさも要求されます 
    これが辛い 
    言いたくても 
    言えば傷つけてしまうかも 
    知れない。。 
    ワタシは何でも隠さず生きてきたけど 
    ワタシだけじゃない今は 
    隠してます☆彡 
    それは 
    ワタシを成長させている 
    なんでも正直に言うのが 
    愛じゃないんだって 
    最近 
    エゴイストなワタシが 
    学んだコト☆彡 
    ここにコメントするときは 
    半端は出来ません! 
    勿論他でもだけど 
    ここは特に☆彡

  6. SECRET: 0
    PASS:
    たしかに仰る通り、
    隠す優しさというものは間違いなく存在しますよね。
    全てを打ち明ける事のみが最善であるという
    考え方が通用しないのが、
    人の、人のように人っぽい人生なのだと思います。
    真に正直、誠実であることとは
    隠す事のさえも、
    その心に背負い、
    そのためにこそ隠すのだと
    真正面から向き合い決意した時、
    きっとその行いには
    結局、逆説的に
    美徳という誠実さが伴ってくるものだと
    僕はそう感じます。
    正直に生きるという事と
    嘘の無い生き方とは似て非なるものなのだと思うのです。

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