付いてきたい人は一緒においで!

今日のお昼に
「大人のヴィジュアルロック」
というのは有りか無しかを
問いかける記事を書きました。
いろいろな方々から
いろんな意見を頂きました。
もちろん、頂いたアドバイスは
どれも貴重で、参考になるものでした。
それらのアドバイスを頂いて思った事は、
結局のところ、
「自分の信じる道を行くべし」
そこに帰着するもののように
思えました。
それでもやっぱり、
メイクをしてライブをする限り、
僕はヴィジュアル系の人として
扱われる事でしょう。
僕がヴィジュアルバンドを
やっていた頃というのは、
男が化粧をしてバンドをやる、
それだけで格がひとつもふたつも
低く見られていた時代でした。
だから僕は、
ヴィジュアル系と呼ばれる事に
引け目を感じている部分を持ちつつも、
これこそが自分のスタイルであると
言い切る自信もあったりと、
ヴィジュアル系と
言われたい、否、言われたくはない、
この葛藤をずっと抱いてきました。
ついこの前まで、僕は
「ララ・ルミナス」という名前で
ネット上で自分の楽曲を公開していました。
もちろん、その頃も
今、ここアメブロのルームのスライドショウを
ご覧になれば分かる通り、
しっかりメイクをしています。
だけど、
決して自分はヴィジュアル系じゃないと、
少なくとも自分の中ではそう思っていました。
だけどある日、とある方に
『(ネット上にアップしている)
写真見ればヴィジュアル系の人ってわかりますよ』
と言われた事があります。
第三者から見れば、
やっぱり僕はヴィジュアル系なのでしょう。
そして今回の問いかけから、
ルックスがヴィジュアル系である事と、
音楽性は分けて考えた方が
良いように思えてきたんです。
要は自分独自の世界観を
どれだけステージ上で表現できるか、
そこが大事なのであって、
まずその大前提があった上での
ヴィジュアルや音楽性でなければ
いけないのではないか、
そのように思えてきたんです。
フェミニンなメイクをして
アコースティックギターを抱えて
独りで唄う、
その僕独自のスタイルの是非を
おどおどと
人様に自信なさげに問いかけている自分、
それがとても滑稽にさえ見えてきたんです。
誰のまねでもなく
他には無かったスタイルなんだから、
自信を持って
このキャラクターを貫き通せばいいんですよね。
むしろ、そのような方法論に
たどり着けた事自体、ラッキーな事なんですよね。
それで気に入ってくれた人は
付いてきてくれるだろうし、
気に入らなければ素通りしていくだろうし、
ただそれだけの事であって、
それが自分のスタイルを否定する
理由にはならないんですよね。
僕は、僕の信じる
僕の魂の姿を具現化したその姿で
ステージに立って
アコースティックギターを抱えて唄う
という、その姿を貫き通せばいい・・・。
僕には、僕独自の
「美しいものには神が宿る」とか
「僕の通った跡には花が咲く程に美しく」
そんな明確でぶれることのない
しっかりしたコンセプトをもっていること、
それは非常に幸運な事のような
気がしているのです。
そんな揺るぎないコンセプトをもってして
ステージに上がる前から、
まるで負け犬のような物言いで
こんなのでも好いてくれますか?
と人様に問う、
これって本当にナンセンスな事ですよね。
よくよく考えてみたなら、
僕が音楽活動をする上で必要なものは
全て揃ってたんですよ。
あとはそれを整理して整えて
ステージに上がるだけ。
そこまでのところまで来てたんですよ。
僕は恵まれていますよ。
そこにやっと気付けたんです。
だから、
そこまできてもなお、
自信なさげに、こんなのいかがでしょう、
そんな姿勢でいる自分が
なんだか馬鹿らしく思えてきたのです。
僕は僕の信じる「美しいもの」を
極めていくだけ。
付いてきたい人は一緒においで。
僕をヴィジュアル系だと
思って気に入ってくれてもOK。
せっかくだから一緒においで。
そんなスタンスで
突っ切っちゃって良かったんですよね。
今日の昼の記事に頂いた
コメントの数々を読ませて頂いて、
ひとつ大きなものを学ばせて貰った気がします。
昼の記事にコメントを付けてくれた方々に、
心から感謝の気持ちを
伝えさせてください。
本当にありがとう!!
付いてきたい人は一緒においで!!