大人のヴィジュアルロック

僕がいつか
ライブをやるようになった時、
僕は当然メイクをして
ステージに立つ事になります。
どうせ自分自身が
そうじゃないと言ったところで、
ライブをやるようになった時、
その周囲で、
僕と関わりを持ってくれる人は
僕を
「ヴィジュアル系の人」
として僕を扱うでしょう。
僕がいくら
ヴィジュアル系ではないと
言い張ったところで、
僕をヴィジュアル系の人という
目で見ることでしょう。
まあ、
それは仕方のない事。
僕が望む、望まないに関わらず
僕は独りで活動をしている
ヴィジュアル系の人、
そう僕をカテゴライズするのだと思います。
しかし見かけはヴィジュアル系でも、
やっている僕の音楽は、
ヴィジュアルバンドによくある
音楽ではないはずです。
そもそも僕は独りで、
カラオケに合わせて
アコースティックギターをかき鳴らす
弾き語りをする、
多分、ヴィジュアル系の中では
これまでなかったスタイルとなるでしょう。
他の若いヴィジュアル系のバンドみたいに
お客様を大暴れさせるような
ライブは出来ないと思われます。
いや、まず出来ないでしょう。
最初のビジュアルバンドブームを
リアルタイムで経験していた人は、
若くてももう20代半ばを超え、
年齢の高い人となると
今、40代のはじめくらいの
歳になっていることと思います。
もう若さに任せて
ヘッドバンギングやダイブをする程の
テンションも体力もないと思われます(笑)
そこでです。
大人のためのヴィジュアル・ロック、
そんなものがあったらどうですか?
面白いと思えるでしょうか?
ヘッドバンギングやダイブをする事無く、
まったり座って、
ヴィジュアル系の格好をした人の
歌をしっとり聴く、
そんなライブってありだと思います?
別に対象は、いわゆる大人じゃなくてもいいんです。
中学生や高校生の若い子たちでもいいんです。
ライブで
インパクトのある姿をして、
いくつかの若くて、
ごり押しで元気の良いバンドが
出てくる中で、
ひとりだけバンドという形体ではなく、
カラオケに弾き語りという形の人が
しっとりと
「愛と美」を伝える歌をただ唄う人が
出てきたら、
ヴィジュアル・バンドのライブを見に来た
人たちは、いったい
どんな反応をするのだろう??
果たして、そんな僕を
受け入れてくれるでしょうか?
しっとり、まったり
ただ歌を聴く
静かなヴィジュアル系のライブがあったら、
それを見たいと思いますか?
そんな大人なヴィジュアル・ロックを
受け入れる事は出来ますか?
僕のブログは
ヴィジュアル系のバンドが好きな人が
よく見に来てくれます。
だから、あえて訊きたいのです。
大暴れするバンドのライブの中で
ひとりだけぽつんと
しっとり、まったり、
それこそ座って目を瞑って聞き入る、
そんなライブをする
ヴィジュアル系の人がいたら、
その人を受け入れる事は出来ますか?
静と動のスタイルがあるとするなら、
静のライブをするヴィジュアル系の人がいたら、
そして、そんな人の唄う音楽が
好みの音楽だったとしたら、
そんな静かなライブも
行ってみたい気になりますか?
そんな「大人のヴィジュアル・ロック」が
あってもいいのか?
それとも、そんなのはあり得ないのか?
静かな
「大人のヴィジュアル・ロック」
そんなものに興味をそそられますか?
いろんな世代の人の意見を聞いてみたいです。
これを読んでるV系大好きな方、
あなたの意見を聞かせて欲しいです。
よろしくお願いいたします。