春夏秋冬

C.4/R
たとえ今、
人生の不遇を体感しているように
思えたとしても
悲観してはいけません。
人の人生は
四季に喩えることが出来ます。
例えば今が冬なら
必ず春はやってきます。
春が来れば
次は夏が訪れるでしょう。
そしてまた
寒い冬もあれば
暖かい冬もありますし、
長い春もあれば
短い夏もあるのです。
人生とはそうした
四季になぞらえることの出来る
性質を持ったものなのです。
故に
焦ったところで
冬が早く過ぎ去ることは無いし、
また
春が早く訪れることも無いでしょう。
全ては自身の人生の
サイクル、波に乗って
物事は進んで行くのです。
日々の生活の中で出くわす
様々な事象に対して
ただ達観して
応対すれば良いだけのことなのです。
人には
時間を早めたり
遅らせたりするの能力は
残念ながら持ち合わせていないのです。
だからせめて
慌てること無く、
狼狽すること無く
人生という道を
歩いていって欲しいのです。