誇りを持ちなさい

XVI. 誇りを持ちなさい
誇りを持ちなさい。
この生きている人生の中の
あらゆる場面に於いて、
誇りある存在であり続けなさい。
それは等しく人に与えられた
人としての権利であり、義務です。
この世界を取り巻く
すべての物事は
この「誇り」を起点にして
感得するべきなのです。
誇りある生き方には
最大限の自尊心を必要とします。
それ故に誇りある生き方は
自身を律しますし、
他者には分け与えることでしょう。
この世の誰しもが
「誇り」ある人生を生きた時、
世界は良い方向へと
その歯車を動かしはじめます。
自身に対する誇り、
そして他者に対する誇り、
この両者を携えて生きることこそ、
この世界をより良いバランスに
調律する力となり得るのです。
今、身の回りに広がる世界に
アンバランスさや
歪さを感じるのなら、
その時こそなおさら
誇りある生き方をしなくてはなりません。
誇りある生き方は、
この世を、あるいは
他者や自分自身さえも
癒す唯一無二かつ、
実はもっとも
簡単な生き方なのです。
故に誇りを持ちなさい。