作詞論

現在、病気の治療続けながら
作詞の作業をしているわけですが、
今日は作詞のお話。
詞に込めるメッセージというものは
もちろん千差万別、多岐にわたるものですが、
たとえそれが重い哲学的な内容であれ
歌詞となるとそれは結局、
詰まるところポエム(笑)、
ファンタジーである事が基本であると
僕は考えているんです。
だから例えば僕がブログで書いているような
思想哲学めいた論説もまた
メロディに乗せて発する以上
リリカルでありたい。
そして受け手の人に何かしら
視覚的なイメージを提示したい。
まあ言ってみれば作詞の基本ですよね、これ。
また、当然の事ですが
言いたい事はただ一点に絞るというのも
鉄則だと考えています。
こうして考えるに、
歌詞というものは
言葉の響き、メッセージ、視覚的ビジョン、
この三つでワンセットとして捉える事が出来るかと思います。
この三つが機能してはじめて
生きた歌詞が出来るのではないかと考えます。
えらく大層な事を言っているようですが、
これってやっぱり詞を創るにあたっての
基本中の基本だと思うんです。
と言うか今、
詞を書くにあたってこれらポイントは
意識して押さえるようにしています。