病状

今回の入院は
腸に膿が溜まった事で腹痛を起こして
その治療のためのものでした。
まあ、過去の記事を見て頂けると分かる通り、
抗生物質による治療は順調でした。
しかしある時突然に
その菌が血管を破って入り込み、
一気に全身に菌が繁殖してしまったのです。
それが一週間程前の
「40度」とかいった記事です。
その後僕は
敗血症によるショックを起こして
集中治療室に運ばれます。
細かな説明は省きますが
僕は危篤状態に陥り
死の寸前まで行ってしまい、
家族が呼ばれたそうです。
僕自身、苦痛を和らげるため
睡眠薬が点滴されていたそうで、
危篤状態の時の意識は殆どありません。
汚染された血液を浄化するために
身体の中のそれは
輸血によって全て入れ替えられました。
今現在、
血液中にバイ菌はいません。
大袈裟ではなく
実際に今生きているのは文字通り
奇跡です。
少し前に
「なんか、自分の人生は終わった気がする」
みたいな事を書いた事がありましたが、
僕の中で何か予感めいたものが
あったのかもしれません。
山を越えた後、
僕は何やら意味不明のうわ言を
言っていたらしいのですが、
死の目前にあって
僕自身、
常に品格を保ち
慎みを尊ぶ姿勢を
穏やかに貫徹出来た事は
自分の中でのちょとした誇りです。
明日、血液検査があり、
その結果次第で色々と治療の方向が
わかってくると思うので、
そしたらまたお話いたします。
とは言え
死にかけた僕の身体は消耗が激しく、
先ずは体力の回復を待つよりありません。
腸の検査をたんまりやらなくては
いけないそうなので、
それを思うとゲンナリしてしまいます。
無茶苦茶しんどいんですよね、アレ…
今回の入院は長引きそうです。
アルバム制作が遠のく…
もう少し体力が戻れば
病院でたんまり作詞ができるのですが、
今はまだちょっと無理っぽい…