10月6日によせて〜約束の楽園へと〜

ついに僕の転生の日が
すぐそこまでやってきました。
本当に辛い思いをしました。
本当に苦しい思いもしました。
本当に悲しい思いもしました。
本当に悔しい思いだってしました。
僕の人生は
失敗だったのではないかと、
自問自答を繰り返す日々でした。
だけど、これだけは
はっきりと言い切れます。
あの辛さも、あの苦しさも、
あの悲しさも、あの悔しさも、
真実の僕、つまり
僕の核とは何かを学び知るために
必要な思いだったと。
明日になれば僕は
僕が味わった苦しみを
知ったが故に
おなじ苦しみを味わった人たちを
癒せる人となるでしょう。
それは天命。
癒し手となるべく学んだ
様々な想い、
その全てが明日からの僕の
血となり骨となり、
そして肉となります。
この世の人の受難を癒す
癒し手となるために
学んだ想い。
もしあなたが暗闇の中で独り
疲れ膝を落としたのなら幸せさ
暗闇の中だからこそ光は見つけられるから
そう誰よりも簡単に。
僕はもう、行きますね。
付いて行ってもいいよという方がいたなら、
歓迎の両手を広げて
あなたを迎え入れるでしょう。
同じ痛みを知った兄弟として
あなたを迎え入れるでしょう。
天国というところは
とてもとても、
それこそ考えられる以上に
広く広大な楽園なのです。
どの道を通っても、
どの道を迷っても、
どこを歩き進もうが
結局はそこに至るものなのです。
その事を伝えに
僕は暗い穴蔵を出て、
陽の昇る大地へと帰っていきます。
もう行きますね。
付いて行ってもいいよという方がいたなら、
さあ、夜が明けたら
共に行きましょう。
約束の楽園へと・・・。