生きていても良いですか?

Je pense à~
今、鮎沢
鬱の荒波にもまれております。
なので、
せっかくの週末だし
弱音を吐かせてもらっていいですか?
最近、いろんな方から元気玉(?)を
もらったり、
ゲストブックに書き込みを入れてくれたり、
いろいろなことで、
僕を励ましてくれて、
とても有り難いと思ってます。
だけど・・・。
人は誰だって、
たった一人では生きていけない、
それは充分、分かっています。
だけど、ふと思うんですよね。
結局のところ自分は
いつだって独りなんだなって。
たしかに、
ネットで知り合った
あきらかに、
堅い絆で結ばれていると
心底思える
仲間たちはいます。
つい先日も、ネパール料理の
お店で、ライブをした時、
そのネットで知り合った
共演者や、見てくれる観客の中に、
僕が心底、信頼して
絆で結ばれていると、
間違いなく思える人たちと、
リアルな空間で
出会えた事は
僕にとっても、もの凄く嬉しかったし、
そんな彼らと、出会えて良かったと
ひしひしと感じるように思えます。
だけど僕、
地元じゃいつも
ひとりぼっちなんですよね。
つまり、ネット社会ではない
現実の社会の中で、
僕はいつもひとりぼっちなんです。
去年の春先、
僕はとある、ちょっとした珍事を
きっかけにして、
こちらから相手に、誠実に
手を伸ばせば、必ず応えてくれる人がいる、
そう実感出来るようになりました。
そのお陰もあって、
ネットでの友達はたくさん増えました。
だけど僕、
地元はいつも
ひとりぼっちなんですよね。
以前、ひきこもって
全ての人間関係を断ってしまったから、
当然と言えば
当然です。
友達どころか、知り合いさえいない。
せいぜい僕を知っている人と言ったら、
精神科医と消化器内科医の先生。
あとは、
行きつけの美容院の美容師さんくらいのもの。
結局僕は、
ネットではなく、
リアルな世界では
いてもいなくても、
どっちでも良い人なんですよね。
積極的に僕と関わりを持とうと
思っている人なんて
ひとりもいないと思います。
自分の蒔いた種といわれれば
その通りなのですが、
独りでいる事を望みつつも、
独りでいる事の寂しさも
同時に抱えているのです。
つまり僕は、
人との縁の薄い人なんですよね。
リアルな地元の世界では、
誰もが僕と、その誰かとの間に
不可侵な線を引いている。
その線を引いたのは
僕なのかもしれない。
だけど、僕以外の人かもしれない。
地元の世界では、
きっと僕を必要としてくれる他人様は
誰ひとりとしていないと思います。
これは自分の勘違いではなく、
明白な事実です。
現実世界では
いつ、何処にいても
僕は異端だったし、今もそう。
僕が伝えたい事は、
リアルな世界の人には理解されない。
それ故に、
現実の僕が生まれ育った世界、
つまり名古屋では、
僕は誰からも必要とされていない、
そう思うのです。
悲しいかな、それが僕の周りを
取り巻く現実です。
特に今、僕は鬱の大波にもまれている
そんな時だから
余計にそう思えるってこともあります。
だけど僕の泣き叫ぶ声を
実際にきいてくれる人は、
地元にはいない・・・。
結局、僕は
空気のような存在。
透明で存在感をひた隠し、
疑い、怯えながら生きている。
これが僕の人生。
僕がそれでもがんばって、
人との関わりを積極的に
もつ事をやめてしまうと、
あっという間に
僕は透明な、居ようが居まいが
どっちだっていい存在。
やっぱり僕は、
孤独な人間なんだと思うのです。
嫌われる事も無いだろうけど、
決して好かれる事の無い、
どうでもいい人間。
一生懸命、がんばって
地元の現実で
人と繋がろうとしても、
僕の差し出した手に
応えてくれる人は
ほんの一握りだった。
でも、そんな一握りでも
今の僕にとっては、
多分、相手が思っている以上に
かけがえの無い存在だと思います。
僕にとって、
現実の世界、地元に
たった一人でも友達と呼んでもいい
人がいる、
それだけでありがたい
事なんですよね。
みんなに問います。
皆さんの現実世界での
友達に対して、
いい加減だったり、
友達甲斐の無い人だったり、
ぞんざいであったり、
友達の居る事の尊さを
骨身に沁みて分かってますか?
みんなが分かっている
というなら、
それは僕の邪推でしかないでしょう。
たった独り、周りに僕を知る人の居ない
ということは、
とても悲しい事なんです。
だから、その関係を大事にして欲しいのです。
僕はこんな無様な人生を生き、
ある時期が来たら、
そうお役目が終わったら
孤独死するような、
そんな人間のひとりだと思ってます。
孤独死して、
誰か親族が葬式を出して
それでおしまい。
それがなんなのさ。
友達の居ない人なら分かるはず。
その孤独感を辛く思うと同時に
愛してもいる、
そんなアンビバレンスを
感じてひとりで生きている。
ねぇ、
僕って本当に
生きていても良い人なのですか?
って、
ちょっと弱音を吐いていました・・・。
ごめん、心配しないで。
あっちの世界には食らいついてでも
いく気はありませんから。
ただ弱音が吐きたかっただけ・・・。
ただそれだけ・・・。