09/2/7の奮闘記その2

お待たせしました。
2月7日の奮闘記、再開します~。
この『ネパールキッチン』で、
開場まで時間があまり無いせいもあって
音響関係のセッティングをしている間、
僕はそれを手伝う事が出来ず、
自分のメイクと髪の毛のセットを
大急ぎでやりました。
開場になった時間になっても
まだ調整が済んでおらず、
お客さんが入ってきたままの
セッティングと言う
実に手作り感いっぱいな
雰囲気でした。
その辺が実際のライブハウスと違う点で、
実に温かな感じで
ライブが出来る場所なんですよね。
この『ネパールキッチン』って。
終わったあとも、
何というか、
自分たちでやりきったぞ!
っていう気持ちにさせてくれる、
ナイスなライブででした。
拝島の『ネパールキッチン』
ご近所の方は、
是非足を運び下さい。
さて、話を戻しましょう。
僕はメイクを店の倉庫を借りて
させてもらいました。
そして、そこでひっそりと
自分の名前が呼ばれるのを待っていました。
本当ならお客さんと、演奏者とが
同じテーブルを共有して、
演奏者が、自分の出番になって
席を離れ、お手製のステージで
演奏をすると言うスタイルのライブなのです。
どっちかと言えば、
ビジネスに繋がるような
ショウアップされたライブというより、
本当に音楽好きがディナーを食べながら、
演奏をして、またお客さんのいる
テーブルに戻るといった、
ある意味、純粋な「歌会」といえば、
このライブの意義、意味を理解してもらえるでしょうか。
ただ僕だけは、店の倉庫で
メイクや髪の毛の準備を済ませて
あとは出番待ちの状態でした。
要するに、
呼ばれて、飛び出て、じゃじゃじゃじゃぁ~ん!
という演出でお手製舞台に
登場すると言う演出にしたかったもので、
店の倉庫で自分の出番を待っていたのです。
それにしても、
喉のガラガラや痛みが依然として治らず、
水分を多めにとったり、トローチを舐めたりと
必死で、奇跡のリカバリーを信じて待っていたのです。
そして僕の名前が呼ばれました。
僕はそのお手製のステージへと向かって、
ようやく、僕のライブの始まりです。
喉の調子と言う不安を抱えながら、
僕は倉庫を出て舞台に行きました。
つづく・・・