こんにちは、14年前の日々−3

III. Je pense à~
そして今、
当時のメンバーだった人たちと
メッセージのやり取りを
するまでになりました。
他のメンバーやスタッフさんは
わかりませんが、少なくと僕はもう、昔の
若さ故の無理解をもって、
苛立ちをあらわにする事はないです。
出来る事なら、
せっかく縁あって再会出来たのだから、
この先も末永く、
そう細くてもいいから長く、
半年に一回くらい
「元気にやってるか」くらいの
簡単な言葉でもいいから送って、
末永く付き合っていきたいと考えてるのです。
今考えれば、
まさに昔の戦友ですし、
仲間でもあり、
そして良い事も悪い事も
共有してきた仲間です。
だからこの縁を
大切にしたいのです。
出来る事なら一生。
それこそ細くても良いから長く・・・。
腸に難病を患い、
バンド業界から干されて、
ひきこもり、
流行の派遣切りを早くに経験し、
持病の腸の手術も2回しました。
そして今は心の病気も患っています。
こんな薬漬けで
ボロボロな僕だけれど、
いや、僕だからこそ、
人の縁というものを大切に思い、
扱っていきたいと思っているのです。
昔、夢だけを必死に追いかけていた自分が
そこにはまだ居るから・・・。
そして僕は出来るだけ
多くの人の目につく場所へと
辿り着かなければならない。
結果はどっちでもいいです。
ただ、心身ともにボロボロで、
負け組の無様な生き方をしてきた男が、
自分の信じる事に
真っ正面から対峙し、
自分に課せられた課題を
ひとつひとつクリアしていく
その様を見て、
多くの人に人生において
いつだって自分の気持ち次第で
チャレンジをするタイミングは
いつにだって存在する、
そのことを
僕は僕の行動を通して
多くの人に伝えたいのです。
それは僕自身、
天から託された天命だと思っています。
難病に、精神病、
オマケに2009年2月現在、無職。
こんなどうしようもない、
決して奇麗じゃない僕の人生を、
奇麗なメイクのごまかしで
無理矢理の自信を得て
人生、苦も楽も全てが
自分自身の心の成長のカリキュラムである事を
僕のこれからの行動を見て
感じて欲しいのです。
もっと言えば、
あなた自身の人生とは何かを
悟って欲しいのです。
最後に一つ、言葉を残すとするなら、
人生、こと人間関係に関しては
愛と誠実さを持って手を差し伸べれば、
相手も手を差し出して
自分の手を握りしめ、
その温もりを伝えてくれるもんなんですよ。
生きてりゃ、温もりを感じられるんですよ。
その温もりを
かつて供に活動した奴らと
住んでるところは、
みんなバラバラだけど
それこそ一生、
分け合い、スープの冷めない距離で温め合い、
そして
供にしたいと思っているのです。
おしまい。