笑って死ね!

 Je pense a~
よく考えてみたら
去年の今頃って、
精神的にぼろぼろの時だったんですよね。
薬の飲み合わせが悪かったようで、
対象のない溢れ出てくる恐怖に
パニック発作を起こして
息が出来なくなるような感じになって、
怖くて怖くて仕方がなかったのです。
(テーマ:鮎沢郁弥についてを参照)
正月3が日で病院が開いていなく、
ベッドの上でその見えない恐怖に
大袈裟でもなんでもなく
ブルブルと震えながら
うずくまっていた、
そんなお正月でした。
その前、つまり3年前の正月は、
腸の持病が悪化して
大晦日に入院し、
正月明けを待って
緊急で手術をしなければならない、
これも、悲惨なお正月でした。
それを思えば、
今年のお正月は
実に平和なお正月でした。
強いて言うなら、
あまり正月だったという気がしなかった
って事くらいのものでしょうか。
そう、去年のお正月は
正に、真の狂気のお正月だったんです。
今思えば、
よく死を選ばずに済んだと思えるくらいです。
僕が死んでしまっては、
アメブロを始める事もなく、
このブログを読んでいる方達と
出会う事もなかったのですよね。
もちろん、僕が世話をして
高く遠く飛んでいくようにと
託された歌達も、
皆さんの元へ届く事もなかった・・・。
今、僕は思います。
心底思います。
本当に死ななくて良かったと・・・。
他に何を望もうが、
死んでしまってはそれを叶える事もできない。
結局のところ、
人はあれがしたいとか、
これが欲しいとか、
ああなりたいとか、
こうしたいとか、
したい、したい、したい、したい・・・。
何かを欲するという事は
苦痛の顕われなんですよね。
だけどそれを知らずに、
自分の満たされざる感情に
振り回されて、
さらに苦痛になってしまう。
人はね、
生きてりゃ良いんですよ。
それ以上に尊い事はないんですよ。
生きている。
なんて幸せな事だろう。
この世の全ての人が
その事を悟り、気付けたのなら、
きっと世の中は平和になるのだと思います。
生きる事、つまり在る事、
それがどれほど有り難い事か。
逃げ場を無くし
悲しい事に死を選んでしまう人がいます。
自殺した人に
自殺の感想を聞いたわけでは
ありませんが、
多分、ふらっと導かれるように
死んでしまうんだと思うのです。
自分の経験上、そう思えるのです。
だけど、そこで死を選ばない事こそが
大事な事です。
死ぬ時は笑って死にたいですよね。
涙をボロボロ流して死を迎えたくはないです。
そしてまた、自然の摂理というものも
涙ながらの死をえらぶことを
きっと良しとしないでしょう。
このブログを読んでいる方々に
これだけは言わせていただきたいです。
『笑ってこそある死こそ真の死』
であるということを。
と同時に
『生きているただそれだけの事が
なんと奇跡的でありがたい事なのか』

『生きる』
それこそが
この人生を生きる人の
義務であり、
最もシンプルな
存在理由でもあると思うのです。
『生きる』
『生きていれば良い』
『生きる事に感謝を捧げたくなる』
忘れてはなりません。
僕たちの存在理由は
たった一つ。

『ただ笑って生きる事』

僕はそう思うのです。