解説『イェスタデイ』

鮎曲の解説、
第1弾はもちろん最新の
「イェスタデイ」です。
以後、どんどんさかのぼって
昔の曲にさかのぼりつつも、
新曲を公開すれば、
それの解説を、という感じで
このテーマをやっていこうと思います。
しかし、ちょっとその前に
告知させていただきます。
この「イェスタデイ」の
着うたがダウンロードできるようになっています。
左側のブックマークの
「鮎沢郁弥 着うた配信中!」
もしくは、ルーム内の
「鮎沢郁弥 着うた配信中!」
よりダウンロードできます。
というか↑のリンクからアクセスして
ダウンロードできます。
では、栄えある1曲目の
鮎の楽曲解説、
「イェスタデイ」の解説いきま~す。
まずこの曲のコンセプト。
なにより歌詞こそが
この曲の味を引き立てている曲ですね。
感じとしては、
明治~大正時代の
女流歌人がしたためた歌、
そんな日本語の美しさを
意識した曲です。
ほとんど古語に近いような歌詞に、
憂いのあるスタイリッシュな
フレンチボッサを掛け合わせて、
いい感じに融合してくれて、
個人的には気に入っている曲です。
まぁ、あくまでも僕自身は、ね。
つまり、和歌とボッサの融合ですよね。
日本的な七五調の歌詞を
ヨーロッパのボサノバの音楽に乗せる。
それがこの曲のコンセプトです。
フレンチボッサ調の曲調も
ちゃんと日本語特有の七五調に
うまいことマッチングできていると思います。
それ故に、
この曲はものの見方によっては
鮎沢の曲の中でも1、2を争う
「美しい」曲とも言えますね。
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たまさかの儚き逢瀬も途絶へしは
イェスタデイ・・・
茜散り見返り憐れむ戀は未だ
イェスタデイ・・・

君想ひ待つ身にやつれしカレンダー
イェスタデイ・・・
月影に紛(まが)いし姿の在りし夜も
イェスタデイ・・・

宿世の運命(さだめ)と慕ふ
うち震う胸を誰ぞ知らむ
我が片戀の乱るる心
ややましきままに トゥモロウ・ハズ・カム

女郎花(おみなへし)戯る風の過ぎし日は
イェスタデイ・・・

ただ心もて隠せど
想ひ纏(まつ)わる君の透き影
絆(ほだし)にもの憂がりともやがて
在(ながら)へ果てゆき トゥモロウ・ハズ・カム

浜千鳥 語らう夏の海は凪ぎ
イェスタデイ・・・
朝霧の想ひ翳(かげ)ろひ泣き濡れし
イェスタデイ・・・

イェスタデイ・・・
イェスタデイ・・・
イェスタデイ・・・


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