挫折ノススメ

C.5/R
生きていく中で
何をやっても上手くいかない時期
というものは
1度はあるものです。
そしてまた、
挫折を知らずして終える
人生など皆無です。
人は
何をやっても上手くいかない時、
そこから抜け出そうと
必死でもがきますが、
それではかえって
無意味な苦しみを体験するだけです。
何をしても
上手くいかないときというのは
今、自分がしている行為が
人生で経験する
「その時」の時流に対して
理に適っていないものなのです。
だから何をしても
上手くいかないのです。
そういう時にこそ
頑な発想に陥らず、
柔軟な発想で
八方塞がりの状態を
切り抜けるのです。
可能性というものは
八方塞がりの状態に於いても
無限に広がっています。
つまり、無限の選択肢を
持っているのです。
そう「挫折する」という
選択肢もあるのです。
人は常に「挫折」を嫌います。
挫折とは心を鍛える
最適な教材であることを
認めたがらないのです。
人は挫折を体験しなければなりません。
挫折の中に広がる
無限の可能性、選択肢こそ
真に人の心を強くさせるものなのです。
何をしても上手くいかない時、
真の意味で
「挫折」に飛び込んでいける者は
本当にごく僅かで、
勇気のある人間なのではないでしょうか。